「高知県産直七すだち&ゆずサワー」19日リニューアル発売 JA全農2024年3月19日
JA全農は、国分グループ本社と「高知県産直七すだち&ゆずサワー」を共同開発。全国農協食品を販売者とし、セブン-イレブンの関西エリアと中国・四国エリアで3月19日から順次発売する。また、全国のイトーヨーカドーやヨークなどセブン&アイグループ店舗、ゆめタウン・マート(イズミ)の一部でも順次販売する。
リニューアル発売の「高知県産直七すだち&ゆずサワー」
「高知県産直七すだち&ゆずサワー」は、昨年度からパッケージを変更して発売。高知県産「直七すだち」果汁を8%、「ゆず」果汁を2%、計10%使用。アルコール度数は4%。
「直七すだち」は、広島県尾道市田熊で発見された柑橘で、正式名称は「田熊すだち」で、高知県の南西に位置する幡多地区で主に栽培されている。酸味がまろやかで、多くの果汁を含む柑橘で、特に宿毛市では魚料理に欠かせない食酢として古くから人々に愛されてきた。その昔、魚屋の直七さんが、魚にかけると美味しいと勧めたことから、このユニークな名前がついたと言われている。一方、「ゆず」は、高知県が生産量日本一の産地で、香り高く爽やかな果汁は果実酢として、皮は薬味として、高知の家庭ではポピュラーな食材。一般的に流通しているのは、黄色く熟してから収穫する「黄ゆず」で、11月頃に旬を迎える。ビタミンCが豊富で、抗酸化作用がある。
「高知県産直七すだち&ゆずサワー」は、青果流通には向かない果実を加工用として使うことで、生産者の所得向上を目指している。こうした果実を商品化し、有効利用する本取り組みは、SDGsの「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」「12:つくる責任つかう責任」「15:陸の豊かさも守ろう」につながる。
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