ＪＡいるま野「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」を導入 2024年9月27日
パナソニック カーエレクトロニクスは、埼玉県のＪＡいるま野に、効率的な配送ルートをAIが自動で作成する「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」を納入した。配送拠点の集約により、効率的な配送を実現する。
複数の条件を考慮した配送計画をAIが自動で作成
「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」は、AI技術を活用し、配送車両や配送先ごとの様々な条件を考慮した効率的な配車計画を自動で作成するシステム。ＪＡいるま野では組合員への商品配達を効率化し、サービス品質と業務生産性の向上のため、同システムを導入した。
ＪＡいるま野では、これまで金融支店の渉外担当者が行っていた商品の配達に対し、配送効率向上の観点で配送拠点の集約を検討していたが、拠点あたりの配送エリアが広がるため、配達件数増加への対応や配送ルートの作成、配達状況の把握方法について課題があった。
同システムの導入により、土地勘がなくても効率的な配送ルートの作成や、配送員の動態管理も可能となることから、配送拠点を集約。また、専任配送担当者の設置により、業務の効率化・省人化に踏み切った。
スマホアプリによる動態管理機能
物流を取り巻く環境においては、人手不足や燃料費の高騰など多くの課題が顕在化。これらの課題に対応するため、少ない人数・短い走行距離で効率的に配送することが求められるが、配送先の条件を考慮して配送順を決める作業は、土地勘や経験のあるベテラン社員に依存しやすいことから、属人的な業務になりやすい。
これまでパナソニック カーエレクトロニクスは、徹底した現場ヒアリングや行動観察により、実際の業務に合致した機能や操作性にこだわった「DRIVEBOSS」を提供。経験がなくても効率的な配送ルートを作成することができる仕組みづくりをサポートしている。
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