庭先いちじくがブランド品に 多伎いちじくセット JAしまね・出雲地区本部2025年4月9日
(一社)農協協会と農協研究会が開いた新春のつどいの福引にご提供いただいた景品から、JAしまね・出雲地区本部の多伎いちじくセットを紹介します。
古くは「出雲国風土記」にもその名を残す出雲市多伎町は、神話の国出雲の西端、島根県のほぼ中央に位置する。町おこし活動も活発で、その目玉となっているのが名産品・多伎いちじくだ。
水はけが良い土壌に、潮風、山おろし。こんな出雲市多伎町の気候風土は、南方育ちのいちじくにとって最適だった。戦前まではどこの家の庭先にもいちじくの木が1、2本植えられ、町民にとって身近な果実だった。「庭先いちじく」はいつしか行商や近隣の青果店に卸されるようになり、味の良さで評判になった。1970年代から栽培が本格化し、「多伎いちじく」の名はブランドとして定着していった。
多伎いちじくは蓬莱柿(ほうらいし)という品種で、熟すと星形に先が開き、小ぶりで甘みが強い。
多伎いちじくセットの「干しいちじく」は、いちじくをてん菜糖でじっくり煮込み時間をかけて乾燥させた高級セミドライフルーツだ。
「いちじくゼリー」は、完熟したいちじくの果肉を贅沢に使い、ワインの風味とプチプチした食感が楽しめる、甘さ控えめのヘルシーデザートである。
「いちじく姿煮」は、皮付きいちじくを丸ごと半日かけてん菜糖でじっくり煮込んだ。
「いちじくドレッシング」は、いちじくの果肉をそのまま使って、さっぱりした味に仕上げた。野菜などによく合う。
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