学生ビジネスプランコンテスト"JUMP Vol.5"のエントリー受付開始 AgVenture Lab2025年11月4日
スタートアップとの共創を目的に、JAグループ全国組織8団体が設立した、(一社)AgVenture Lab(あぐラボ、東京、荻野浩輝理事長)は11月1日から、「学生ビジネスプランコンテスト"JUMP Vol.5"」のエントリーの受付を始めた。最終ピッチコンテストは2026年2月28日に予定している。
JUMP公式サイトのトップ画面
「食」「農」「くらし」などの視点から社会課題の解決を目指すことを目的に、2021年から始まり、今回が5回目。全国の大学の学部生、大学院生、ポストドクターらを対象にしている。"JUMP"は「JA×University"MIRAI"Pitch-contest」の頭文字でネーミング。当初のエントリーは70組程度であったが、前回は195組まで増え、「全国規模のビジネスコンテストにふさわしい規模」に広がってきた。
募集領域は「JAグループの総合事業に合わせ」、農業を中心とした第1次産業、食、くらし、金融、地方創生、SDGsなどの分野としている。優秀賞は賞金総額100万円、JUMP賞にはJAアクセレーター2次選考参加権、ファイナリスト賞は賞金5万円とラボ1年間利用権が贈られる。ほかにスポンサー賞などもあり、スポンサーは11月1日時点で、岡三証券グループ、JA全農、農林中金。
JAアクセレータープログラムは、スタートアップを募集・選抜し、新しいビジネスやサービスの開発につなげるプログラム。JAグループのインフラやネットワークを活用し、未来のイノベーションビジネスを育成している。また、あぐラボは起業を目指す学生や社会人、起業間もない会社への育成プログラム「GROW&BLOOM」も運営しており、事業化する手前の段階から継ぎ目のない体制で支援している。
今後のスケジュールは、11月中旬に事前説明会、11月30日に早期エントリー期限、2026年1月下旬にセミファイナル(面談審査)を予定し、最終ピッチコンテストを迎える。
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