JAの活動:JA新組合長に聞く
【'25新組合長に聞く】JAなめがたしおさい(茨城) 金田富夫氏(4/26就任) 「スーパーでの焼き芋」ここから2025年5月26日
役員の改選期を迎え、全国のJAで新しい組合長が誕生している。折しも25年ぶりに改正された食料・農業・農村基本法にもとづく初の「基本計画」が閣議決定され、今後5年間、農業の構造改革が集中的に取り組まれる。一方JAグループでは、昨年の第30回JA全国大会決議にもとづき、「協同活動と総合事業の好循環」実現、5つの戦略の具体化を進めるが、国際紛争、トランプ関税など日本経済の行方には不透明感も漂う。こうした重要な転換期、農業・JAについてどのようなビジョンをもってJA運営に臨むか。4月26日に就任したJAなめがたしおさい(茨城)の金田富夫組合長に聞いた。
金田富夫組合長
管内は農業が盛んで、240億円の販売額は茨城県内JAでトップだ。特にピーマンは販売額100億円で、北海道の玉ねぎ、嬬恋のキャベツと肩を並べる。甘藷も特産で、近年のスーパーでの焼き芋ブームもここから始まった。早場米の産地でもあり、お盆前には集荷が始まる。
農家、生産者の所得増大はもちろん、食育にも力を入れていきたい。農産物は食材であると同時に教材だ。
農政では、現場を理解する人を国会に送りたい。政府が小売価格の高騰を止めたいというのはよくわかるが、米価が下がり過ぎると生産を続けられなくなる。生産者がいるから農産物を食べられることを理解してほしいし、JAとしては農家の経営が安定するよう努めたい。
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