【TPP】聖域を全力で確保していく 林農相2013年3月18日
林芳正農相は3月15日夕、安倍首相がTPP参加交渉を表明したことを受けて考えを述べた。
林農相は「14日の自民党外交経済連携本部のTPP対策に関する決議など与党の議論も踏まえ農林水産関係者や国民の声も聞いたうえで総理が判断された」と述べたうえで、「農林水産業の影響試算も公表されるが、すべての品目が即時に関税撤廃されるという極端な前提を置いたものであるので、今後は議論にあたり、極端な前提であるということを踏まえる必要があると思っている。
今後、交渉参加国の同意が得られれば交渉参加していくことになるが、『あらゆる努力で日本の食と農を守ることを約束する』と総理も会見で述べられておられたとおり、交渉になればそのなかで国益を守り抜き、党の決議も踏まえ農林水産分野の重要5品目等の聖域を確保するように農林水産省として全力を確保する考え。交渉が始まれば厳しい交渉が予想されるが農林水産関係者の理解と信頼のもと、与党と協力して乗り越えていかなければならないと思っている」と語った。
(関連記事)
・【TPP】安倍首相 TPP交渉参加を表明(2013.03.15)
・TPP「強い憤りをもって抗議」萬歳会長が会見 (13.03.15)
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