TPP阻止に向けて国際シンポ 全国12か所で2013年5月23日
反TPP(環太平洋連携協定)運動を進めている「TPPに反対する人々の運動」と「TPPを考える国民会議」は5月26日から6月2日にかけて、全国12か所で「TPPをとめる!国際シンポジウム 韓米FTA・NAFTAからの警告」を開催する。
両主催団体は、このシンポジウムを「TPPの暴走を止める国際的な運動をつくるきっかけにしたい」としており、海外で反TPPを訴える学者、法律家、市民運動家を多数招いて、全国でTPPやFTAの危険性などを訴え行脚する。
5月29日の東京大会は、海外ゲストでTPPの危険性を『異常な契約 TPPの仮面を剥ぐ』(農文協)で著したニュージーランド・オークランド大学教授のジェーン・ケルシー氏、米国のNPO団体パブリック・シチズンのロリ・ワラック氏、メキシコ議会上院でTPPフォーラムを組織するマリカルメン・リャマス氏、韓国から弁護士の金鐘佑(キム・ジョンウ)氏の4人と、日本側から原中勝征氏(TPPを考える国民会議代表世話人)、篠原孝氏(民主党衆議院議員、TPPを慎重に考える会会長)、孫崎享氏(評論家)、榊原英資氏(青山学院大学教授)らが登壇する。参議院会館講堂で13時から行う。
また、5月30日も引き続き東京で開催。ジェーン・ケルシー氏、マリカルメン・リャマス氏、金鐘佑氏のほか、韓米FTAの反対運動を続ける朴錫運(パク・ソクウン)氏、権寧勤(クォン・ヨンクン)氏と、日本側からはTPPに反対する人々の運動代表の天明伸浩氏が登壇する。18時から連合会館(東京・お茶の水)で行う。
そのほかの各地方会場は、会場によって海外ゲストが異なる。
各会場では、韓米FTA発効から1年が経過した韓国内の実態を詳しく調査・分析した『韓米FTAとTPP 変容する韓国社会と日本社会への衝撃』(翻訳・解説付)を500円で限定販売する。
各会場の日時、場所、海外ゲストは次の通り(開催日順、敬称略)。
○5月26日(日)
▽鹿児島・鹿児島サンロイヤルホテル 15:00~(ジェーン・ケルシー)
○5月27日(月)
▽沖縄・南風原町中央公民館 18:30~(ジェーン・ケルシー)
○5月28日(火)
▽福岡・アクロス福岡 18:30~(ジェーン・ケルシー、ロリ・ワラック)
○5月29日(水)
▽東京・参議院会館講堂 13:00~(ジェーン・ケルシー、ロリ・ワラック、マリカルメン・リャマス、金鐘佑)
○5月30日(木)
▽東京・連合会館2階204号室 18:00~(ジェーン・ケルシー、マリカルメン・リャマス、金鐘佑、朴錫運、権寧勤)
▽栃木・宇都宮アピア 18:30~(ロリ・ワラック)
○5月31日(金)
▽北海道・京王プラザホテル札幌 13:30~(ロリ・ワラック)
▽大阪・大阪市協同アソシエ会館 18:00~(マリカルメン・リャマス、朴錫運)
○6月1日(土)
▽山形・山形ビッグウィング2階大会議室 13:30~(ロリ・ワラック)
▽愛知・TKP名古屋駅前カンファレンスセンター 16:00~(金鐘佑)
○6月2日(日)
▽新潟・パストラル長岡 11:00~(マリカルメン・リャマス、朴錫運)
▽鳥取・鳥取市さざんか会館 11:00~(権寧勤)
問い合わせは、TPPに反対する人々の運動(TEL:047-702-8312)まで。
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