食品ロス削減に向けて、国民運動展開 農水省2013年10月28日
内閣府、農水省など関係6府省は10月25日、食品ロス削減国民運動(NO-FOODLOSS PROJECT)をスタートすることを発表。そのロゴマークなどを決めた。
現在、国内では本来食べられるのに廃棄されている「食品ロス」が年間500~800万トンある。
世界の栄養不足人口が約9億人といわれるなか、世界共通語にもなった「もったいない(MOTTAINAI)」という言葉の発祥地である日本でも、官民あげて食品ロスの削減に取り組もうと、この運動をはじめることを決めた。
具体的には、製造・流通段階でのパイロットプロジェクトやフードバンク支援、外食産業での食べきり運動や食べ残しを持ち帰るドギーバックの普及などをすすめ、国民1人ひとりの意識改革を促すというもの。
ロゴマークに使われているキャラクターは、涙を流す皿の絵などで「もったいない」の感情を表現したものだ。現在、この運動を広く知ってもらおうと、このキャラクターの愛称を募集している。募集期間は11月24日まで。氏名(フリガナ)、電話番号、愛称、愛称の命名理由を明記の上、農水省食料産業局バイオマス循環資源課食品産業環境対策室食品リサイクル班(キャラクター愛称募集担当)まで、インターネットやFAX(03-6738-6552)で応募する。
(関連記事)
・新規研究課題として88課題を実施 農水省(2013.10.16)
・東京と大阪で「食品ロス削減シンポジウム」(2013.01.21)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略 現在の技術で実現可能でしょ(4)2024年4月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(7)【防除学習帖】 第246回2024年4月20日
-
土壌診断の基礎知識(16)【今さら聞けない営農情報】第246回2024年4月20日
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日