シベリア凍土のメタン発生 降水量で増加2014年9月3日
森林総研が解明
地球温暖化に伴う降水量の増加で、シベリアの森林土壌がメタンの発生源になる可能性があることを、このほど森林総合研究所がつきとめた。従来と異なるメタン発生メカニズムであり、地球温暖化を予測する上で重要な知見になる。
森林総合研究所が、中央シベリアのカラマツ林における土壌のメタン吸収(放出)速度を観測した結果、降水量の多かった年の単位面積当たりのメタン吸収速度は、他の亜寒帯林や温帯林に比べて半分から10分の1程度だった。一方で、放出速度は上昇する傾向が見られた。これまで、森林土壌はメタンの吸収源、湿地は放出源として、シミュレーションのモデルに組み込まれていた。
今回の森林総研の研究成果は、永久凍土の広がる亜寒帯林では、地球温暖化だけでなく、降水量増加が、本来はメタン吸収源である森林土壌をメタンの放出源に変え得るということを示した。
中央シベリアは、温暖化によって降水量の増加が予想される地域であり、将来的にはIPCC (気候変動に関する政府間パネル)による温暖化予測への貢献が期待される。


(グラフ等は森林総合研究所の発表資料より)
(関連記事)
・サツマイモで発電 宮崎の霧島酒造が初の事業化(2014.09.01)
・未利用トドマツで空気浄化剤 産学官連携表彰(2014.09.01)
・シカ管理技術で報告会 森林総研(2014.01.10)
・新たなビジネスに向けて 新食材・技術を紹介(2013.10.23)
・新たな木材生産方法探る 国内初の大規模実験(2013.05.21)
重要な記事
最新の記事
-
コシヒカリの産地間格差に逆転現象【熊野孝文・米マーケット情報】2026年3月3日 -
飲食店の自動化・省力化ガイドブックを作成 実践的な進め方を解説 農水省2026年3月3日 -
島原雲仙の新鮮野菜や長崎和牛、デコポンなど対象商品が20%OFF JAタウン2026年3月3日 -
男爵薯のおいしさ引き継ぐ新品種「北海道産ゆめいころ」じゃがバター ファミマで発売 JA全農2026年3月3日 -
第19回日本ミックスダブルスカーリング選手権大会「ニッポンの食」で応援 JA全農2026年3月3日 -
日本香堂と初コラボ「シャインマスカット」「白桃」香る線香を新発売 JA全農2026年3月3日 -
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー大会」関西代表チームが決定 優勝は「ヴィッセル神戸」2026年3月3日 -
【スマート農業の風】(24)営農管理にグループデータが有用2026年3月3日 -
ベランダで米づくり「バケツ稲づくり」個人申し込み受付開始 JAグループ2026年3月3日 -
【役員人事】住友化学(4月1日付)2026年3月3日 -
学生ビジネスプランコンテスト「JUMPVol.5」受賞チームが決定 あぐラボ2026年3月3日 -
三菱マヒンドラ農機が農機事業撤退 2026年度上期で生産・販売終了 会社は解散2026年3月3日 -
新規作用機作の殺虫剤「エフィコンSL」上市 BASFジャパン2026年3月3日 -
若年層の深刻な野菜不足を救え「20代の野菜不足解消アイデアコンテスト2026」募集開始2026年3月3日 -
農機OpenAPI活用「アグリノート」農機連携機能を新たに公開2026年3月3日 -
生成AI活用しパッケージ一新「torochi チーズソース」をリニューアル 雪印メグミルク2026年3月3日 -
新生活・お引越しシーズン到来「春のモノ寄付キャンペーン」実施 むすびえ2026年3月3日 -
桜の花エキス配合「メイトーのなめらかプリン さくらミルク」新発売 協同乳業2026年3月3日 -
気候変動に負けない農業へ プレシリーズAラウンドで7億円を資金調達 CULTA2026年3月3日 -
愛知県豊橋市、蒲郡市、田原市が連携 農地のマッチング支援開始2026年3月3日


































