未利用トドマツで空気浄化剤 産学官連携表彰2014年9月1日
内閣府は8月29日、産学官連携功労者の表彰者を決めた。
「産学官連携功労者?つながるイノベーション大賞?」は大学、研究機関、企業などの連携で大きな成果を収めた取り組みを表彰するもので、平成15年から毎年行っている。12回目となる今回は、内閣総理大臣賞、関係省庁の大臣賞など、計14件を表彰した。
農水大臣賞には(独)森林総合研究所と日本かおり研究所(株)が研究した「トドマツの枝葉を利用した空気浄化剤の開発」が選ばれた。これまで用途がなかった未利用のトドマツ枝葉を利用し、世界的にも類のない空気浄化剤として商品化した。開発された浄化剤は、「クリアフォレスト」の商品名でエステーが販売している。
表彰式は9月12日13時30分から東京ビッグサイトで行われる。全受賞者や過去の受賞者などは内閣府ホームページで。
(関連記事)
・香港フードエキスポに出展 JAグループ(2014.08.19)
・JA6次化ファンド 千葉の食品加工会社へ出資(2014.08.18)
・【シリーズ・薬草産業の将来展望】農商工連携で「薬都富山」を復活(2014.06.05)
・緑茶「べにふうき」が受賞 産学官連携表彰(2013.08.21)
・北海道の最新技術を紹介 アグリ技術シーズセミナー(2012.09.11)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































