新規作用機作の殺虫剤「エフィコンSL」上市 BASFジャパン2026年3月3日
BASFジャパンは3月2日、有効成分Axalion(アクサリオン、化合物名:ジンプロピリダズ)を含有する新規殺虫剤「エフィコンSL」を上市した。
新規作用機作の殺虫剤「エフィコンSL」
アクサリオンは殺虫剤抵抗性対策委員会(IRAC)によって新規の「グループ36」に分類された唯一の有効成分。エフィコンSLは、既存の殺虫剤に対して抵抗性を獲得した害虫の防除において、農業者が求めていた解決策を提供する。
「エフィコンSL」は、コナジラミ、アブラムシ、ヨコバイなどの吸汁性害虫に高い効果を発揮し、果菜、葉菜、茶、ばれいしょ、てんさい、果樹など幅広い作物を保護する。既知の交差抵抗性は確認されておらず、ミツバチなどの花粉媒介昆虫やカブリダニなどの天敵生物への影響も少ないことから、IPM(総合的病害虫防除)にも適している。
「エフィコンSL」は、虫の聴覚、方向感覚、平衡感覚に不可欠な感覚器官である弦音器官に作用し、対象害虫は急速にバランス感覚を失い、吸汁を停止。これにより、トマト黄化葉巻病などのウイルス媒介のリスクが大幅に低減され、収量に深刻な影響を与える被害を防ぐ。また、葉表から葉裏への浸達性、処理葉から新葉への移行性、根からの浸透移行性に優れており、作物の新葉も保護することで、安定した持続性の高い防除効果を発揮する。
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