農作物価格緩やかに低下2015年7月6日
OECD、FAOが予測
OECD(経済協力開発機構)とFAO(国連食糧農業機関)の「アウトルック」(無料のメールサービス)によると、今後10年間で、より強い農業生産と低価格が期待できるとしている。要点は以下の通り
▽穀物の豊作、生産性の向上、世界的需要のより緩やかな成長で、今後10年で、農産物の価格は緩やかに下落していくことが予測される。
▽一方、石油価格の下落が、エネルギーや肥料コストを下げると同時に、穀物から作ったバイオ燃料へのインセンティブを取り除いたことで、食糧価格の下落に貢献する。
▽過去2年間で積み重なった穀物のストックが低い石油価格とあいまって、穀物の価格が短期的に一層弱められることが予測される。
▽タンパク質の需要が高く、ブラジルでダイズ生産が一層拡大することが予測される。
▽生産高は収益率の改善に反応する見込みで、過去10年の大半にわたり、飼料のコストが高水準にあったが、飼料価格の下落で収益性を取り戻すのは確実といえる。
▽人口増や一人当たり所得の増加、そして都市化で食糧需要を増加させている途上国では、需要の大きな変化が予測される。その結果、肉や乳製品の価格の上昇が穀物価格を上回ることが予測される。
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