TPPバスの終着駅は日本文明の墓場-5年前、稲田現防衛大臣2016年10月18日
自由党の山本太郎参議院議員は現在の安倍政権の閣僚が野党時代にTPPについてどのような発言をしていたかを「永田町恐怖新聞」(発行:山本太郎となかまたち)にまとめている。
自民党は野党時代の選挙ポスターで「うそつかない。TPP断固反対。ブレない」と各地で訴えていたことは14日から審議が始まったTPP特別委員会でも野党がその変節の無責任さをやり玉に挙げたが、山本太郎氏のこの新聞でこれを掲載している。
そのうえで現在の閣僚たちの過去のTPPに対する野党時代の発言をまとめている。
麻生太郎副総理は選挙広報で「農業や医療などの『聖域なき関税撤廃』には反対」と主張していた。
稲田朋美防衛大臣は2011年11月7日の産経新聞で「TPPバスの終着駅は日本文明の墓場」と話した。また、同年4月13日の衆議院経済産業委員会では「このTPPは、アメリカのためにあるんです。(中略)日米関係ががたがたになった、ひびが入ったその見返りとして、埋め合わせとして国を売らないでほしい」と発言した。
塩崎恭久厚労大臣は選挙公報で「さらなる自由貿易の推進を図るが、TPPの求める聖域なき関税撤廃には反対」と主張していた。
山本有二農林水産大臣は2011年11月に高知新聞に対して「主権を売る行為に等しい。どの国の政治家なのか」と語った。
そのほか、TPPによる医療の問題、食の安全の問題などを指摘している。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
宇都宮市に刈払機を寄贈 みずほの自然の森公園へ感謝と地域貢献の一環 JA全農とちぎ2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日
-
農業高校生研修を開催 秋田北鷹高等学校、増田高等学校の生徒が参加 JA全農あきた2025年7月8日