耕地面積2.5万ha減 447万1000ha-28年2016年10月26日
農林水産省は10月25日、28年7月15日現在の耕地面積を公表した。前年にくらべ2万5000ha減少し447万1000haとなった。
田畑計の耕地面積は447万1000haで前年にくらべ2万5000ha(0.6%)減少した。
荒廃農地の開墾、東日本大震災など自然災害からの復旧による4530haの増加があったが、一方、耕地の荒廃、宅地等への転用、熊本地震などの自然災害などで2万9900ha減少した。
全国農業地域別にみると、東北は5200ha減(0.6%)の84万3200ha、関東・東山は5300ha減(0.7%)の72万4900ha、九州は5300ha減(1.0%)の54万600haとなった。
田の耕地面積は全国で243万2000haで前年にくらべ1万4000ha(0.6%)減少した。荒廃農地の開墾、自然災害からの復旧などで1690ha増加したが、田の荒廃、宅地等への転用、畑への転換、熊本地震などの自然災害で1万6500ha減少した。
畑の耕地面積は全国で203万9000haで前年にくらべ1万1000ha(0.5%)減少した。荒廃農地の開墾、田からの転換、自然災害からの復旧などで4700ha増加したものの、荒廃、宅地等への転用で1万5300ha減少した。
27年3月に閣議決定した食料・農業・農村基本計画では、荒廃農地の発生や農地転用がこれまでのすう勢で継続すると37年には420万haとなるが、荒廃農地の発生抑制、再生等の効果を織り込んで440万haを確保する目標を掲げている。
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