集落が生き残る方策探る『住み継がれる集落をつくる』2017年9月8日
地方の人口減少が進むなかで、集落に誰が住み、だれが集落を継ぐのか。これをテーマにした『住み継がれる集落をつくる』=写真=が出版された。山梨県早川町等、全国各地の農村移住で集落維持・活性化に奮闘している事例をもとに、取り組むべき課題や解決すべき問題を挙げている。
出版を記念して9月6日、出版元の学芸出版社がセミナーを開いた。編著者の一人、山崎義人・東洋大学教授は、若者の農村回帰が増えている中で、かつての「住む」が「暮らす」に、「起業」が「継業」へと、農村に移住する人の意識が変わりつつあることを指摘した。
報告者の一人で、山梨県の早川町にIターンし、同町の「日本上流文化圏研究所」で働く鞍打大輔氏は、(1)置かれた環境で楽しむ、(2)自主・自律の精神、自立した仕事の確立、(3)地域内に信頼の輪をつくることを、集落を継ぐポイントとして挙げた。同町では山村留学で、6人になると予想された小学校の児童が、移住者の増加で18人にまでなったという。
書籍はこうした全国16農山漁村の試み、特に空家の利用や生業の継承、支援策の組み直しなどをレポート。タイトルが「住み継ぐ」でなく「住み継がれる」と、受動的な表現になっているように、継がれるべき集落を主体に移住者の関わり方を探るという問題意識がある。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(170)食料・農業・農村基本計画(12)主要輸入国の動向2025年11月29日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(87)無機化合物(求電子剤・硫黄)【防除学習帖】第326回2025年11月29日 -
農薬の正しい使い方(60)IGR剤の利用にあたっての注意点【今さら聞けない営農情報】第326回2025年11月29日 -
グルメ観光【イタリア通信】2025年11月29日 -
(463)50年後の日本農業を「やや勝手に」展望する【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月28日 -
今年デビューの岩手県ブランド米「白銀のひかり」販売開始 JAタウン2025年11月28日 -
農ジャーナリスト・小谷あゆみがリポート「米を届ける 安定供給の裏側編」公開 JA全農2025年11月28日 -
ジューシーな冬の風物詩「国産りんごフェア」12月5日から開催 JA全農2025年11月28日 -
国際協同組合年に韓国ソウルで「AOAセミナー」 村山理事長・AOA会長があいさつ JA共済連2025年11月28日 -
オンラインイベント「GROUNDBREAKERS-日本農業の未来へ-」を2026年1月開催 クボタ2025年11月28日 -
佐藤茂一前組合長が「大高根農場記念山形県農業賞」を受賞 JA鶴岡2025年11月28日 -
山梨県の伝統野菜「長禅寺菜」使用 おむすび、パスタなど3品を発売 セブン‐イレブン2025年11月28日 -
香川県産「きざみにんにく」と「小豆島ソース」農水省FOOD SHIFTセレクションで優秀賞2025年11月28日 -
INACOMEビジネスコンテスト2025「本選大会」開催 パソナ農援隊2025年11月28日 -
「有機農業とアニマルウェルフェア、動物愛護」12月6日につくば市で開催2025年11月28日 -
連続シンポジウム第9回「暮らしを支える医療・福祉」開催2025年11月28日 -
農業アプリ「アグリハブ」に新機能「栽培計画」 リリース Agrihub2025年11月28日 -
冬だけのショコラパウダー「ハッピーターン 粉雪ホワイト」発売 亀田製菓2025年11月28日 -
神奈川県産ブランド米「はるみ」からウイスキー誕生 久米仙酒造2025年11月28日 -
新潟県三条市 洋梨「ル レクチエ」のケーキを販売 カフェコムサ2025年11月28日


































