米テキサス州からの生きた家きん輸入停止 低病原性鳥インフル2018年3月13日
農林水産省は3月10日、米国テキサス州からの生きた家きん、家きん肉などの輸入停止措置を講じた。
これは同州の肉用種鶏農場で低病原性鳥インフルエンザ(H7亜型)の発生を確認したと、同日深夜、米政府からわが国へ通報があったため。それを受けて、同病のわが国への侵入防止に万全を期するため、同州からの生きた家きん、家きん肉などの輸入を停止した。生きた家きんの輸入停止はテキサス州全域。
家きん肉などは、同州発生場所から半径10km以内の地域となっている。
米国からの輸入実績は2017年現在、生きた家きんのひなで12万1527羽、
家きん肉などは2万2788t、家きんの卵は1万1467tとなっている。
なお、同省によれば、今回の輸入停止措置は、生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではないとしている。
(関連記事)
・仏からの生きた家きんの輸入停止 低病原性鳥インフルで(18.03.13)
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