CDPウォーターセキュリティ2019」で最高評価を獲得 クボタ2020年2月12日
クボタは、水セキュリティに関する調査「CDPウォーターセキュリティ2019」で、最高位のAリスト企業に選定された。
クボタがCDPのウォーターセキュリティでAリスト企業に選定されるのは2017以来、2年ぶり2回目。
CDPは、企業や都市の気候変動対応や水資源の管理、森林保護に関する調査を通じて取り組みの促進を図っている国際的な非営利組織。2019年は、運用資産総額96兆米ドルを有する525社の機関投資家や、調達費用総額3.6兆米ドルにのぼる125社の企業を代表して調査を行った。
世界の時価総額の50%以上を占める8400社以上の企業がCDPを通じて環境データを開示。同調査は、企業に対して、水に関する事業のリスクや機会の特定・評価、方針・戦略の策定と実行などについての情報開示を求め、調査・評価を実施している。
気候変動が水リスクにも深刻な影響を及ぼすなか、安心・安全な水の供給や水処理施設の整備は、食糧生産、経済活動にも大きな影響を与える。国連のSDGsの目標達成にも欠かせない項目だが、同社は、「For Earth, For Life」をキャッチフレーズに、「食料・水・環境」分野の課題解決に取り組んでいる。
同社の事業所では、工場排水の適正管理に加え、節水や排水再生利用など水使用量の削減にも取り組むなど、グローバル生産拠点を対象に、水ストレスに関する調査を実施し、水資源の利用に関するリスクを把握・管理することにつなげている。
今回の調査では、こうした水セキュリティに関する事業戦略や対応、そして充実した情報開示が、国際的リーダーのレベルであると評価された。
同社は、今後も水資源の保全を重要課題のひとつとして捉え、グローバルな事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日