コロナ影響による雇用救済 観光業で働く若者を農業の労働力へ ダイブ×シェアグリ2020年4月14日
観光地での求人サイト「はたらくどっとこむ」を運営するダイブ(東京都新宿区)と、農業人材のシェアリングを推進するシェアグリ(東京都千代田区)は4月14日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、技能実習生の来日が困難となった農業生産者の人手不足と、観光業で働く若者の雇用機会を確保するため業務提携することを発表した。
農業の労働力を確保し、観光業で働く若者の雇用機会を守る仕組み
農林水産省の調べによると、農業による外国人実習生は、2017年には2013年の1.9倍の6606人へと急増したが、新型コロナウイルスの収束時期が不確かな状況が続き、国境閉鎖などが起きた場合、農家は例年のように収穫時期の即戦力となる労働力を確保することが難しくなることが予想される。
また、今春から夏の収穫時期を迎える農業分野で、外国人技能実習生約1700人の来日の見込みが立っておらず、国別でみると中国が最も多い約1200人、次いでベトナムの約200人と、国内で労働力を確保することが急務とされている。
こうしたなか、日本国内の観光施設に特化したリゾート人材サービス「アプリリゾート」を運営し、年間約1万人の人材を日本国内の観光施設へ紹介しているダイブと、農業体験に興味を持つユーザーと、農家の短期雇用をマッチングする農業人材サービスを行うシェアグリが提携することで、ダイブに登録している派遣スタッフをシェアグリが持つ、農業の就業先に紹介することが可能になる。
両社はこの取り組みを通じて、観光業と農業という業界を超えた人材の課題解決と、それぞれの雇用をサポートしていく。
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