農福連携に取り組む団体や個人を表彰「ノウフク・アワード2021」募集開始 農水省2021年9月17日
農林水産省は、農福連携に取り組む優れた事例を表彰する「ノウフク・アワード2021」を実施。全国各地で農福連携に取り組んでいる団体・企業や個人を11月12日まで募集している。
農福連携は、障害者が農業で活躍し、自信や生きがいを持って社会に参画してもらうための取り組み。担い手不足や高齢化が進む農業分野において、働き手の確保につながるもので、共生社会の実現にも貢献することから、農水省は、農福連携を全国的に広く展開し、各地域で農福連携を定着させるため、農福連携に取り組んでいる優良な事例を表彰する。また、全国への発信を通じて他地域への横展開を図るとともに、国民的運動として推進する。「ノウフク・アワード2021」は、農福連携を国民的運動として推進するため、農水省が関係団体等と連携して昨年3月に設立した「農福連携等応援コンソーシアム」が主催している。
◎募集概要
応募期間:9月16日~11月12日
<表彰対象者>
農業(林業・水産業を含む)と福祉や多様な人が連携し、障害者等の農業分野での能力が発揮され、農業分野と福祉分野が抱える様々な課題解決の実現と、障害者をはじめとする多様な人の社会参画の実現、地域農業の維持・発展、さらに地域活性化に貢献している取組を行っている団体等。
募集期間:9月16日~11月12日
応募方法:「ノウフク・アワード2021募集サイト」から応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、農福連携等応援コンソーシアム事務局宛に郵送。または当該サイト内「エントリー」から応募
<表彰>
(1)グランプリ
優秀賞に選定された団体等、及び「ノウフク・アワード2020」で優秀賞を受賞し、今回のアワードにおいても応募があった団体等の中から1点を選定。
(2)審査員特別賞
優秀賞に選定された団体等から、審査基準(「人を耕す」、「地域を耕す」及び「未来を耕す」の視点による基準)それぞれの領域において優れた取組を行っているものを1点ずつ選定。これに加えて、特定の分野において秀でた取組を行っているもの数点を選定する。
(3)優秀賞
取組主体別に「人を耕す」、「地域を耕す」及び「未来を耕す」といった視点から審査を行い、総合的に優れた取組を行っている団体等十数点程度を選定。
(4)フレッシュ賞、チャレンジ賞
優秀賞に達しないものの中から、フレッシュ賞(新たに取組を開始してから5年以内の団体等)として、数点を選定するほか、チャレンジ賞(高齢者や生活困窮者等との連携や、水福、林福、地域の伝統産業との連携など、新たなノウフクに取り組んでいる団体等)として、数点を選定する。
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