明治用水漏水事故の原因究明へ検討委設置 金子農相「復旧対策など迅速に」2022年5月27日
愛知県豊田市にある農業用水などを供給する取水施設「明治用水頭首工」で発生した大規模な漏水事故をめぐり、金子原二郎農相は5月27日の閣議後会見で、原因究明と復旧対策を進めるため、東海農政局に同日付で有識者6人による「復旧対策検討委員会」を設置し、6月2日に第1回目の委員会を開催することを明らかにした。

漏水事故の現場周辺に設置されたポンプ(東海農政局ホームページより)
金子農相は会見で、「明治用水頭首工復旧対策検討委員会」の設置を受けて、「国交省と連携して原因究明と復旧対策を迅速に行っていく」と述べ、地元から強い要望が上がっている漏水事故の早期の原因究明と復旧対策を急ぐ姿勢を示した。
検討委員会は6人の有識者で組織され、6月2日に現地調査を行ったうえで第1回目の検討会を開く。委員長の選任や今後の委員会の進め方などはその場で検討する予定。
東海農政局によると、明治用水の漏水現場周辺には26日現在、141台のポンプを設置して用水の確保に努めるとともに漏水箇所の応急復旧を急いでおり、25日から農業用水の試験通水が始まっている。
検討委員会のメンバーは以下の6人(50音順)。
▽石黒覚氏(三重大学名誉教授)▽諏訪義雄氏(国立研究開発法人土木研究所河道保全研究グループ長▽髙木強治氏(東京大学大学院教授)▽田中勉氏(神戸大学名誉教授)▽中嶋勇氏(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構施設工学研究領域 研究領域長)▽平山修久氏(名古屋大学減災連携研究センター共通社会連携領域准教授)
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