長崎県佐世保市で鳥インフルエンザ確認 長崎県での確認は過去通じて初めて2022年12月22日
農林水産省は12月22日、長崎県佐世保市の養鶏場で、今シーズン国内46例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。長崎県の養鶏場での鳥インフルエンザの確認は初めて。
農水省によると、鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたのは、長崎県佐世保市の採卵鶏の農場で、飼養羽数は約2万7000羽。
12月21日、同農場から鶏の死亡数が増加しているとの通報を受けて長崎県が簡易検査したところ陽性となり、22日、改めて遺伝子検査を行った結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確認された。長崎県の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたのは、過去を通じて初めて。
長崎県によると、農場から半径3㎞以内の移動制限区域内には1農場あり約800羽が飼養されている。また、3㎞~10㎞以内の搬出制限区域内には7農場あり、約16万4000羽が飼養されている。
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