「兵庫県兵庫美方地域」と「埼玉県武蔵野地域」世界農業遺産に認定 農水省2023年7月7日
農林水産省は7月6日、兵庫県兵庫美方地域と埼玉県武蔵野地域の2地域が、新たに世界農業遺産に認定されたことを発表した。
世界農業遺産に指定された「兵庫県兵庫美方地域」
農水省は、国連食糧農業機関(FAO)に世界農業遺産として2019年10月に兵庫県兵庫美方地域を、また、2021年10月に埼玉県武蔵野地域について認定申請を行い、審査が行われてきたが、このほど、新たに両地域が世界農業遺産に認定された。今回の認定により日本国内の世界農業遺産認定地域は15地域となった。
新たに世界農業遺産に指定された兵庫県兵庫美方地域は、但馬牛の子牛の生産地として、日本初の牛の血統登録「牛籍簿」を整備。和牛改良の先駆けとなった。放牧や棚田の畔草の給餌などにより農村環境や生物多様性を保全する持続可能なシステムが継承されている。
一方、埼玉県武蔵野地域(川越市・所沢市・ふじみ野市・三芳町 )は、江戸時代の人口増加に伴い、屋敷地・畑地・平地林を含む細長い短冊形の地割によって開拓された。平地林の落ち葉を使った伝統的な「落ち葉堆肥農法」により、栄養分が少ない土地を肥沃な畑地に変え、今日まで受け継がれている。
世界農業遺産に指定された「埼玉県武蔵野地域」の三芳町
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