ノウハウ技術料のび、大幅な増益 日本農薬2013年5月16日
日本農薬は5月15日、平成25年9月期第2四半期決算を発表した。
第2四半期までの累計売上高は、国内海外ともに販売好調だったため、前年同期に比べて34億7600万円(14.2%)増の280億2800万円となった。
増収に加え、園芸用殺虫剤「フェニックス」のロイヤリティー収入などノウハウ技術料が大きく伸長したため、営業利益が同26億7200万円(78.1%)増の60億9300万円、経常利益が同25億2900万円(75.4%)増の58億8300万円、四半期純利益が19億2600万円(97%)増の39億1200万円と、大幅な増益を達成した。
主力の農薬事業は、売上高が同16.6%増の258億700万円、営業利益が同81.4%増の57億2200万円だった。
国内では主力製品の拡販のほか、水稲用除草剤「ライジンパワー(フロアブル、1キロ粒剤」、水稲用殺菌剤「フジワンパック」、水稲用除草剤「ムソウ(豆つぶ250、ジャンボ)」の新製品5剤の販売開始などが奏功し、前年同期を上回る売上高となった。
海外では米州、欧州での販売が好調で、特に米州で殺ダニ剤「ダニトロン」、園芸用殺虫剤「アプロード」の販売が伸びた。
農薬以外の事業では、シロアリ剤の売り上げが伸びたほか、医薬品では医療用外用坑真菌剤「ラノコナゾール」、「ルリコナゾール」の売り上げが好調だった。
今回の発表をうけての、通期業績予想の修正はない。
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