除草剤「イプフェンカルバゾン」の登録取得2013年8月6日
北興化学工業は8月6日付で新規水稲用除草剤イプフェンカルバゾン剤の農薬登録を取得した。
イプフェンカルバゾンは同社が独自開発した新たな除草剤成分だ。水稲に対する高い安全性があるほか、残効性に優れている。
ノビエの2.5葉期まで処理することができる長い残効性、発生始めまでの一年生広葉雑草に対する高い効果、などが特徴で、田植同時処理に最適だ。
同日付で農薬登録を取得したのは、単剤の「ファイター1キロ粒剤」と、ブロモブチド、ベンスルフロンメチルとの混合剤「ウィナー」(1キロ粒剤75、1キロ粒剤51、ジャンボ、Lジャンボ、フロアブル、Lフロアブル)6剤の計7剤。このうち「ウィナー」は平成26年の上市を予定している。
同社は「安全・省力・長く効く」をコンセプトに、イプフェンカルバゾンの多彩な混合剤の開発を期待しており、将来的に30万haの普及をめざすとしている。
(関連記事)
・水稲用除草剤の販売不振で減収 北興化学(2013.07.19)
・除草剤ふるわず 減収増益 北興化学が11月期決算(2013.01.16)
・農業の構造改革に向けて、活発な議論を 農薬工業会が賀詞交歓会 (2013.01.08)
・厚木の開発研究所、実験棟を新築 北興化学工業 (2012.07.10)
・「エーワン」伸びたが育苗箱処理剤で競争激化 北興化学工業23年11月期決算 (2012.02.01)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































