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2013.09.20 
トビイロウンカの発生多い 病害虫発生予報一覧へ

 農水省は9月19日に「平成25年度 病害虫発生予報第7号」を発表した。

 これによると、向こう1カ月の主要な病害虫の発生予察としては、水稲でトビイロウンカの発生が多くなると予想。水稲の株元に成虫や幼虫を確認した場合は、防除適期を逃さず防除を実施するよう呼びかけている。
 また、大豆ではハスモンヨトウの発生が多くなると予想。加害の特徴である白変葉の早期発見に努め適期防除するよう呼びかけている。果樹では、ハダニ類の発生が多くなると予想している。
 主要品目別の発生予察情報は以下の通り。

【水稲】
 トビイロウンカの発生は、近畿、四国および九州の一部地域で「多い」。中国の一部地域で「多い」または「やや多い」と予想。
 すでに九州地方を中心に3県(宮?・長崎・大分)から警報、14県から注意報(9月17日現在)が発表されており、発生が多い傾向だという。

【大豆】
 べと病の発生は、近畿の一部地域で「多い」、南東北の一部地域で「やや多い」、葉焼病の発生は、北陸の一部地域で「多い」または「やや多い」、近畿および四国の一部地域で「やや多い」と予想。
 吸実性カメムシ類の発生は、北東北、南関東、甲信、北陸、東海および北九州の一部地域で「やや多い」と予想。ハスモンヨトウの発生は、東海および中国の一部地域で「多い」、北陸の一部地域で「多い」または「やや多い」、近畿および四国の一部地域で「やや多い」と予想している。

【野菜・花き】
 発生が「多い」「やや多い」と予想される病害虫および地域は表1の通り(露地・施設栽培)

 

 

表1 野菜・花き(露地・施設栽培) 
 作物名  病害虫  発生が「多い」地域  発生が「やや多い」地域
 野菜共通  タバコガ類    北東北、南関東、甲信、
北陸、東海、四国
キャベツ  ハイマダラノメイガ    東海、近畿
ネギ  さび病    南東北、東海
 黒斑病    東北、北陸
 アザミウマ類  関東、東海、北陸  北九州
 シロイチモジヨトウ  東海  北関東、北陸、中国、四国、北九州
イチゴ  炭そ病  関東  南東北、東海、四国
キュウリ  炭そ病  北東北、四国  甲信
 べと病  北東北、四国  北陸
 アザミウマ類  南関東、沖縄  甲信、北陸、四国
 ハダニ類  北陸  甲信、近畿
トマト  灰色かび病  東海、四国  北東北
 アザミウマ類  北陸  
ナス  アザミウマ類  南関東、北陸  北関東
 コナジラミ類  南関東、四国  
 ハダニ類  南関東  近畿
ピーマン  アブラムシ類  四国  北九州
キク  アザミウマ類  東海  四国、南九州
 タバコガ類    甲信、東海
 ハダニ類  南九州  東海
注)表中の地域については、その地域全域で発生がみられるものではありません。  
           


【果樹・茶】
 発生が「多い」「やや多い」と予想される病害虫および地域は表2の通り。

  表2 果樹・茶
 作物名  病害虫  発生が「多い」地域  発生が「やや多い」地域
果樹共通  カメムシ類  東海  北東北、北陸、南九州
カキ  ハマキムシ類    中国
 フジコナカイガラムシ    四国
カンキツ類  かいよう病  沖縄  
 ミカンハダニ  四国  中国
ナシ  黒星病  北東北  南関東、東海
 黒斑病  北陸  北東北
 ハダニ類  北東北、関東、近畿  甲信、北九州
 シンクイムシ類  北陸  北東北、南関東
ブドウ  褐斑病    近畿、九州
 チャノキイロアザミウマ    甲信、北九州
モモ  せん孔細菌病    甲信
 ハダニ類    甲信
リンゴ  斑点落葉病  北陸  北東北
 ハダニ類    北東北、甲信
 炭そ病  近畿  南関東、北九州
 カンザワハダニ  南関東  
 クワシロカイガラムシ    東海、北九州
 チャノキイロアザミウマ    東海、北九州
 チャノコカクモンハマキ  南関東  近畿
 チャノホソガ    近畿、北九州
 チャノミドリヒメヨコバイ  南関東  東海、北九州
注)表中の地域については、その地域全域で発生がみられるものではありません。  
           

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