農作物の輸出がテーマ 病害虫防除フォーラム2014年10月1日
農水省は10月28日、「第20回農作物病害虫防除フォーラム」を開く。農作物の輸出がテーマ。
政府が平成25年6月に公表した「日本再興戦略」の中で、農林水産物食品の輸出額を31年までに現状の倍以上となる1兆円をめざすとした。
今年の農作物病害虫防除フォーラムは、この輸出促進のために新たな防除体系を確立した先進的な産地の取り組みや、輸出先国の残留農薬基準などについて紹介する。
【イベント概要】
「第20回 農作物病害虫防除フォーラム」
○日時:10月28日(火)13:30?17:30
○会場:農水省 7階講堂(東京・霞ヶ関)
○参加費:無料
○定員:200人
○申し込み・問い合わせは、農水省ホームページで。
○主なプログラム(敬称略)
▽「国の戦略、調査研究事業及び国内外の残留基準値比較の概要」阿部清文・農水省消費・安全局植物防疫課国際基準専門官
▽「輸出先国の残留農薬基準値の調査方法と結果及び今後の留意点」石川浩一・(独)農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所上席研究員
▽「茶(煎茶、玉露)の新たな防除体系の確立導入」佐藤安志・(独)農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所上席研究員
▽「いちごの新たな防除体系の確立導入」武田光能・(独)農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所上席研究員
▽「畑かん水を利用した有明茶IPM研究会の輸出への挑戦」重光雄・鹿児島県大隅地域振興局農林水産部曽於畑地かんがい農業推進センター農業普及課茶普及係技術専門員
▽「欧州への輸出に向けた八女茶の産地対策について」森山弘信・福岡県筑後農林事務所八女普及指導センター果樹特産課特産係長
▽「台湾輸出に向けた長崎県産いちごの防除体系確立への取組」濱邊薫・長崎県農林部農業経営課環境班主任技師
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