農薬卸3社が統合 全国規模の共同持株会社に2015年1月6日
地方に本社を置く農業生産資材卸3社が経営統合し、全国規模の共同持株会社を設立する。
統合するのはアグネスホールディングス(埼玉県熊谷市)、石黒製薬所(愛知県田原市)、グリーンテック(熊本市)の3社。12月18日に統合覚書を締結した。
アグネスホールディングスは、傘下に岩渕農薬(千葉県佐倉市)、栗原弁天堂(埼玉県熊谷市)を、石黒製薬所は傘下に山形日紅(山形市)、ひまわり(山形市)、加村農薬(静岡市)、エコサンクス(愛知県田原市)、精興園(広島県府中市)などを持つ。
3社は「対等な立場と精神」での統合をめざし、共同持株会社を設立するかたちで統合する。また、この新たな持株会社は、「随時、新たな仲間を迎える」としており、実際に現段階で参画協議がすすんでいる企業もあり、協議が整い次第、3社と同じ立場で傘下に加わる見込みだという。持株会社は平成28年1月の設立をめざしており、本社は東京都に置く予定。
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