農薬GLPの認証を取得 JA全農営農・技術センター2015年9月11日
JA全農営農・技術センターは、JAグループとしては初めて、農薬の新規登録および適用拡大のための「農薬の毒性及び残留性に関する試験の適正実施に係る基準(農薬GLP)」の認証を取得した。
GLP(Good Laboratory Practic:優良試験所基準)とは、試験施設が作成した試験データが正確かつ適切に得られたことを内部監査で保証し、この仕組みが適切に運用されているかを監督官庁(農林水産省)が審査する制度。日本では、医薬品、農薬などの登録認可に必要な試験を実施する施設には必須の認証となっている。
日本の農薬登録制度では、生産量の少ないマイナー作物を除いて、作物残留試験は、GLP認証施設で実施しなければならないことになっている。
農薬GLP認証取得によって、JA全農営農・技術センター残留農薬検査室は、農薬登録に必要なすべての作物残留試験について、全農のみならず農薬メーカーなどからの試験受託が可能となる。
GLP試験データは、OECD加盟国による相互受け入れがルール化されており、農産物輸出の際に相手国から残留農薬基準の設定が求められたときには、日本国内の農薬GLP認証施設で試験されたデータが活用されることになるので、JA全農営農・技術センターの試験データを活用することができるようになる。
今回の認証取得を受けて、JA全農では「今後も、JAグループ内の残留農薬分析の全体的なレベルアップに貢献していきたい」としている。
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