インド・ムンバイの新研究開発拠点が始動 BASF2017年3月17日
BASF(本社:ドイツ)は3月3日、インドのムンバイに上海に次いで新たな研究開発拠点である「イノベーション・キャンパス・アジア・パシフィック」を始動させた。
この拠点施設には、南アジアにおけるBASFの研究開発で最大となる約5000万ユーロの投資が見込まれている。
ここで行われるグローバルな研究活動は、BASFの100%子会社である「BASFChemicals India Private Limited」が運営する。
新しいイノベーション・キャンパスでは、インドにおけるBASFの既存の研究開発活動を拡大し、広範な特殊化学品に関する世界と地域の研究開発を網羅し、パーソナル/ホームケア、プロセス開発、有機合成、作物保護などを含む幅広い領域が研究対象となる。BASFの副会長で最高技術責任者(CTO)であるDr.マーティン・ブルーダーミュラーは次のように述べた。
「地球上の資源が限り有る中、世界人口は増加し、エネルギーや食品、きれいな水に対するニーズは拡大している。それらの課題に対し、化学に基くイノベーションこそが、あらたな解決策をもたらすだろう。ムンバイの拠点はBASFにとって、新しく強力なイノベーションハブとして機能する予定だ」。
約2万平方メートルの新キャンパスには、科学研究施設、技術研究施設、最新のオフィス、大規模ホール、食堂、社員向け設備が整備されている。最大300名を収容できるこのキャンパスには、インドをはじめ世界各地の優秀な科学者が集結する予定だ.
また直射日光による過熱を最小限に抑える二重ファサード、エネルギー効率に優れたLED照明、雨水貯蔵施設が設置され、ソーラーパネル付きの反射屋根や風力発電装置も設置されている。
重要な記事
最新の記事
-
介護崩壊を食い止めよ【小松泰信・地方の眼力】2025年12月17日 -
米の相対取引価格下落 前月より565円下げ2025年12月17日 -
適用拡大情報 殺菌剤「日曹エトフィンフロアブル」、「ピシロックフロアブル」 日本曹達2025年12月17日 -
乗用全自動野菜移植機「PVDR200」を新発売 井関農機2025年12月17日 -
着色不良・日焼け・晩霜害 果樹の温暖化被害予測システムを開発 農研機構2025年12月17日 -
新規有効成分「シベンゾキサスルフィル」日本と韓国で農薬登録申請完了 日本農薬2025年12月17日 -
BASF「バスタポイントアプリ」が「minorasuポイントアプリ」にリニューアル2025年12月17日 -
林業スタートアップが社会的影響を可視化 インパクトレポート公開 森未来2025年12月17日 -
有明海産のり使用「堅ぶつ 焼のり味」期間限定発売 亀田製菓2025年12月17日 -
被災地で復旧支援する団体へ約767万円を寄付 こくみん共済 coop〈全労済〉2025年12月17日 -
全国各地の農家・多彩な品種 玄米サブスク「mybrown」リニューアル オーレック2025年12月17日 -
広島県廿日市市と包括連携協定を締結 タイミー2025年12月17日 -
「第3回旭物産のカット野菜を探せ恒例!冬のお宝探しキャンペーン」開催中 旭物産2025年12月17日 -
年末年始の産地を応援「配達休みに産まれた産直たまご」注文受付開始 パルシステム2025年12月17日 -
地産全消「野菜生活100宮崎月夜実グレープフルーツ&日向夏ミックス」新発売 カゴメ2025年12月17日 -
地域の有機資源循環を加速「汚泥肥料化パッケージ」提供開始 NTTビジネスソリューションズ2025年12月17日 -
旬のジビエを味わう「北海道エゾシカフェア」開催2025年12月17日 -
まるまるひがしにほん「魅力発見!地域ブランドフェスタ」開催 さいたま市2025年12月17日 -
ひきこもり当事者・経験者のリアル ショートドラマ公開 パルシステム連合会2025年12月17日 -
ジニア「プロフュージョン」に2品種追加 サカタのタネ2025年12月17日


































