ウンカ、いもち病防除など3剤発売 北興化学2019年2月22日
北興化学工業（株）は、昨年9月に農薬登録を取得した水稲育苗箱専用殺虫剤フェルテラゼクサロン箱粒剤、水稲育苗箱専用殺虫殺菌剤ビルダーフェルテラゼクサロン粒剤、スクラム箱粒剤を2月21日から販売を開始した。
水稲育苗箱専用殺虫剤「フェルテラゼクサロン箱粒剤」はＪＡ全農とデュポンが共同開発したウンカ類に長期残効性を示す新規殺虫成分のトリフルメゾピリム（通称：ピラキサルト）にチョウ目などに対する効果に定評のある殺虫成分クロラントラニリプロールを組み合わせた殺虫剤だ。
水稲育苗箱専用殺虫殺菌剤の「ビルダーフェルテラゼクサロン粒剤」は「フェルテラゼクサロン箱粒剤」にいもち病に高い効果を示す殺菌成分のプロベナゾールを混合した殺虫殺菌剤だ。
そして「スクラム箱粒剤」は「フェルテラゼクサロン箱粒剤」にいもち病防除成分のイソチアニルと新規紋枯病防除成分のペンフルフェンを混合し、水稲の主要病害虫に高い効果を示す剤だといえる。
北興化学では、今回の3剤の上市により、ウンカ類、チョウ目などの害虫、いもち病や紋枯病で困っている生産者のそれぞれのニーズに「お役に立てる資材を提供できるもの」と考えている。
なお、これら3剤は系統ルートのみでの販売となる。
（関連記事）
・【人事異動】北興化学工業（株）（10月1日付）（18.09.25）
・待望のウンカ剤ついに登場！ ＪＡ全農とデュポンが開発したピラキサルト（18.09.25）
・ＳＵ抵抗性ホタルイ、オモダカに「ビンワン」剤発売 北興化学（18.03.29）
重要な記事
最新の記事
-
「農的な暮らし」をつなぐ（2） 福岡県・ＪＡにじ組合長 右田英訓氏【未来視座 ＪＡトップインタビュー】2025年6月3日 -
【農協研究会 研究大会】報告（1)：政策担当者が語る新基本計画の焦点 農水省・川村仁政策課長2025年6月3日 -
ＪＡ貯金残高 107兆2082億円 4月末 農林中金2025年6月3日 -
【農協研究会 研究大会】報告（2）：研究者からみた新基本計画 安藤光義東大教授2025年6月3日 -
備蓄米 5kg2980円から4480円 農水省調査2025年6月3日 -
量販店の米価格 3週間ぶりに下落 5kg4260円2025年6月3日 -
コメを買う消費者に列を作らせてはいけない【熊野孝文・米マーケット情報】2025年6月3日 -
【ＪＡ人事】ＪＡはぐくみ（群馬県）新理事長に牧野耕一郎氏（5月31日）2025年6月3日 -
【ＪＡ人事】ＪＡなのはな（富山県）谷井悦子組合長を再任（5月24日）2025年6月3日 -
【人事異動】農水省（6月4日付）2025年6月3日 -
【ＪＡ人事】ＪＡ鹿児島みらい（鹿児島県）新組合長に井手上貢氏（5月27日）2025年6月3日 -
「ディスカバー農山漁村（むら）の宝アワード」農山漁村の取組事例を募集 農水省2025年6月3日 -
富山県産「海藻アルギットにら」の出荷を開始 ＪＡ全農とやま2025年6月3日 -
大分県産の令和7年産大分ピーマン旬入り宣言式 ＪＡ全農おおいた2025年6月3日 -
宮城県で令和8年度のいちご新規就農者研修者の募集開始 ＪＡ全農みやぎ2025年6月3日 -
岩手県産の「いわて純情米」知名度アップへ！ プロ野球公式戦でＰＲ ＪＡ全農いわて2025年6月3日 -
【人事異動】ＪＡ全農（7月1日付）2025年6月3日 -
【スマート農業の風】（15）スマート農業のハードルを下げるＺ-ＧＩＳ利用法2025年6月3日 -
アズキの栽培起源は縄文時代の日本 ゲノム解析で明らかに 農研機構2025年6月3日 -
【役員人事】井関農機（6月1日付）2025年6月3日
みどり戦略
注目のテーマ
注目のテーマ
ＪＡ人事
