IPMの定着でシンポ 日本生物防除協議会2020年1月22日
日本生物防除協議会は2月21日に「第4回日本生物防除協議会シンポジウム~IPMは実践から定着を目指す~ IPMに求められること、できることを語ろう」を開催する。
IPM(総合的病害虫・雑草管理)とは、経済性を考慮しながら、化学農薬だけに頼るのではなく、耕種的防除や物理的防除など複数の防除手段を組み合わせた防除体系をいう。
IPMの重要な手段の1つである生物農薬の利用は、実践段階から定着に向かいはじめている。このシンポジウムでは、具体的な事例から広がる利用場面を理解し、生物農薬を活用したIPMに求められていること、できることについて考える。
シンポジウムの概要は次のとおり。
▽日時 2月21日(金)11時~17時
▽会場 東京都江戸東京博物館(東京都墨田区横綱1-4-1)
▽プログラム
◎基調講演「イオン農場の取り組み」 イオンアグリ創造(株) 福永庸明氏
◎特別講演「GAPとIPM」 認定NPO法人GAP総合研究所 武田泰明氏
◎特別講演「果樹栽培における天敵利用を考える~<W天敵>の成果と今後の課題~」 農研機構果樹茶業研究部門生産・流通研究領域虫害ユニット 外山晶敏氏
◎IPM事例報告
○「千葉県での梨におけるハダニに対するIPMプログラム」 千葉県農林総合研究センター病理昆虫研究室 清水健氏
○「大規模バラ園における生物農薬利用」 クニエダ(株) 國枝政嗣氏
○「外来生物クビアカツヤカミキリの生態と防除:生物防除の可能性を考える」 森林総合研究所森林昆虫研究領域 加賀谷悦子氏
○「トリジェネレイション型大型温室での野菜栽培とIPMの試み」 (株)サラ 小林健伸氏
▽定員
360人(先着順)
▽参加費
3000円(講演要旨代として)
▽申し込み締切
2月14日まで(満席となった場合、その時点で締め切る)
▽申し込み方法
日本生物防除協議会のウェブサイトの申し込みフォームから申し込む。
【申し込みフォームはこちら】
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































