園芸作物用殺菌剤「カナメフロアブル」新発売 住友化学2020年3月17日
住友化学は3月16日、有効成分インピルフルキサム(有効成分商標:インディフリン)を含有する新規殺菌剤「カナメフロアブル」を日本で発売した。
インピルフルキサムは、同社が、2020年までに主要市場向けの登録申請を完了するパイプラインの一剤(B2020)として独自に発明した新たな有効成分。病原菌のエネルギー生産の過程を阻害する作用を持つコハク酸脱水素酵素阻害剤(SDHI)と呼ばれる殺菌剤に属する。
優れた殺菌作用や浸達性・浸透移行性があり、ダイズやムギ類など世界の主要作物の重要病害に対する新たな防除手段として期待されている。
これまでに、アルゼンチン、米国、カナダ、ブラジルとEUで登録申請を実施。同社はインピルフルキサムを含有する製品を順次、世界で販売していく。
今回、主に果樹や野菜を対象とする「カナメフロアブル」の日本での販売は、インピルフルキサムを含有する製品として世界で初めて。りんごや梨の黒星病、ねぎのさび病や白絹病をはじめとする病害の防除剤として、同社と関係会社の協友アグリが販売する。
最新の記事
-
【迫る食料危機 悲鳴をあげる生産者】出血続き危機直面 酪農経営に早急対応を<下> 蔵王酪農センター冨士重夫理事長2022年7月1日
-
(288)より暑くなるような統計数字から【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2022年7月1日
-
米の消費 GWで中・外食で前年比6%増2022年7月1日
-
牛乳類 販売個数大きく増 気温上昇が弾み Jミルク2022年7月1日
-
三菱倉庫とグリーンローンの契約締結 農林中央金庫2022年7月1日
-
食料安全保障でG7が声明 ドイツでのサミット2022年7月1日
-
【注意報】てんさいの褐斑病が早発 すみやかに防除を 北海道2022年7月1日
-
【私の農協物語】貧しさから解放 胸に(下) 元農林中金副理事長 上山 信一氏2022年7月1日
-
【県連人事】JA京都中央会 中川泰宏会長を再任2022年7月1日
-
JA京都中央会長に再任の中川会長 「常に攻めの姿勢で挑戦続ける」2022年7月1日
-
塩分ゼロの粉末大豆発酵食品「発酵そみド」の販売開始 全農ビジネスサポート2022年7月1日
-
【県連人事】JA三重県信連補選情報2022年7月1日
-
【県連人事】JA鳥取信連 新会長に中西広則氏2022年7月1日
-
本日スタート「みんなで#国消国産クッキング」キャンペーン JAグループ2022年7月1日
-
「山県ばすけっと」オープン周年祭 7月1日から3日間限定で開催 JAぎふ2022年7月1日
-
和歌山県産桃「白鳳」堪能「ココ・カラ。和歌山」ももフェア開催 JA全農2022年7月1日
-
全国のシャインマスカットが勢揃い「シャインマスカット豊作祭」開催 JAタウン2022年7月1日
-
所沢産・朝採れ「ジャムレタス」ヒルズマルシェで販売 西武アグリ2022年7月1日
-
国際シンポジウム「将来の持続可能な農業のための多様な植物遺伝資源」開催 農研機構ら2022年7月1日
-
熊本県「かみましきの実り」銀座三越で2年ぶりに開催 JA全農2022年7月1日