初のカーボンクレジット購入で脱炭素化に貢献 バイエル クロップサイエンス2025年9月30日
バイエル クロップサイエンスは、水稲栽培における中干し期間延長時の雑草防除の最適化をサポートし、新潟県内で創出されたカーボンクレジット(J-クレジット)を購入した。同社は、この取り組みを農業分野における脱炭素化を体現する重要なステップと位置づけ、環境負荷の低減にさらに貢献する。
日本におけるメタン排出量の約4割を水田からのメタン排出が占めると言われ、農林水産省もその削減を推進。この削減には、水稲栽培における中干し期間を7日間延長することで、メタン排出量を約3割削減できることが確認されており、J-クレジット制度でも有効な方法論として承認されている。
バイエル クロップサイエンス は、水稲栽培における雑草の発生状況に合わせて最適な除草剤の処方を提案する「水田雑草 テーラーメイド防除」を中心としたソリューションに、中干し期間延長時における雑草防除を最適化する処方の実装等を通じて、生産者の中干し期間延長時の不安や課題解決に向けた環境整備に継続して取り組んでいる。
同社はこのほど、J-クレジット制度プロジェクトを運営・管理する三菱商事と営農支援アプリ「アグリノート」を開発するウォーターセルと連携。新潟県内の生産者が行う中干し期間延長によるメタンの排出量の削減を「水田雑草 テーラーメイド防除」を中心とした雑草防除でサポートした。
また、農業分野における脱炭素化をさらに推進することを目的に、バイエル クロップサイエンスとしては初めて、この取り組みを通じて創出されたカーボンクレジットを購入した。
バイエル クロップサイエンスの大島美紀社長は、「気候変動や食料安全保障など複層的な課題に直面する中、日本の生産者の皆様に収益性強化と脱炭素を両立する最適散布からカーボンクレジット創出までの一気通貫したソリューションを提供できることを大変嬉しく思います。クレジット購入までの道筋を示すことで、持続可能な農業の実現に向けた重要なステップになる」とコメントしている。
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