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2013.02.01 
PB食品の市場拡大続く  富士経済調査一覧へ

 富士経済はPB(プライベートブランド)食品市場の調査結果を1月29日、公表した。

◆コンビニの17年予測は1兆円超

 昨年10月〜12月に10カテゴリー60品目の主要PB食品市場を調査した。
 2012年のPB食品市場は前年比9.4%増・2兆6385億円の見込み。簡便化や買い置き需要に対応したパウチ惣菜や冷凍食品の市場が大きく拡大したが、一方で、菓子や即席めん・スナックめんなどはNB(ナショナルブランド)でのヒット商品が相次ぎ伸びが鈍化している。
 とくに大手GMS(総合スーパー)ではNBの大幅値下げの実施で価格だけでは優位性が保てず、付加価値をつけた商品展開やスイーツ、パウチ惣菜など新たなPBカテゴリーの創出、チャネル別のブランド開発といった戦略がとられつつある。
 17年の市場予測は11年比33.1%増の3兆2093億円。チャネル別では12年見込み8643億円と市場規模がもっとも大きいコンビニエンスストア(CVS)が同42.9%増の1兆1225円を予測。CVSは定価販売が基本のためPB食品の価格訴求力が大きく、「プレミアム」商品の人気も高い。

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◆冷凍食品はワンプレートが活発化

 12年の注目市場は前年比58.7%増・522億円を見込むビール類。現在CVSではビールメーカーとの共同開発の動きが目立っており、国産PBビール登場の可能性として注目される。
 またパウチ惣菜はCVSでの主婦やシニア層の需要を取り込んで拡大しており同22.6%増・163億円の見込み。さらに17年には279億円への拡大を予測している。
 調理の簡便化や高齢者の買い物頻度の減少による買い置き需要の高まりからニーズが高まっている冷凍食品は同10.8%増・1703億円の見込みで17年には2158億円の市場規模を予測している。
 ワンプレート商品など加工度の高い商品開発の活発化や、CVSでの「個食」設計した均一価格販売の冷凍惣菜などの増加が見られる。


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