おせちの手づくりが6割「家庭の味を次世代に」2013年11月6日
JA全中が調査
JA全中は「おせち料理に関する意識調査」を行い、11月6日発表した。それによると、おせち料理を手づくりする家庭は6割程度で、その約8割が自分の母から学んでいる。代表的なてづくり料理は筑前煮、煮しめ、なます、黒豆などだった。
おせち料理を全部手づくりしている家庭は7%で、「ほとんど手づくり、一部購入」が24%で、「ほとんど購入、一部手づくり」が33%。購入もしながら、何らかの形で手づくりしている家庭が6割前後を占める。また手本は「自分の母」が54%と過半数を占め、特に20代で高い傾向が見られる。また手づくりしている人の約8割が「家庭の味を次世代に伝えたい」と答えている。
手づくりのおせち料理は、「筑前煮、煮しめ」が55%で、「なます」「黒豆」「卵焼き」が上位に入った。手づくりのよい点は「おいしい」が50%、「正月がくる実感が持てる」が48%、「安全・安心」が42%となっている。
また、おせち料理が「好き」な人は18%で、「まあまあ好き」の48%をあわせて66%。世代を超えて好きな人が多いが、この傾向は年齢が高いほど強い。好きな料理は、「栗きんとん」で性別、年齢を問わず多い。次いで数の子、ハム・ローストビーフ。おせちの予算は平均1万1839円で、エリア別では中部、近畿地方で高い傾向が見られる。
なお、調査は20?60歳代の男女1000人を対象に、今年9月末、インターネットで行った。JA全中は「和食の無形文化遺産登録が近いと言われていますが、今年の年の瀬には、日本の食文化やわが家の味を次世代につなげるため家庭でおせち料理をつくってみたらいかがでしょうか」と進めている。

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