摂食回復支援食「あいーと」に「チキンカツ」と「赤飯」新登場2015年9月18日
大塚グループの経腸栄養剤メーカーであるイーエヌ大塚製薬(株)は、見た目そのまま、舌でくずせるやわらかさで人気の摂食回復支援食「あいーと」の新メニュー「チキンカツ」、「赤飯」を10月1日より販売する。
「あいーと」は、通常の食事を摂ることが難しい人の為に、食べる機能と栄養状態の回復を支援する食品(冷凍食品)だ。独自の技術「酵素均質浸透法」により、食材本来の形や色、味および栄養素をそのままに保ち、舌でくずせるやわらかさに仕上げてある。
調理は、蒸し器または電子レンジで温めるだけの手軽さだ。プロの料理人による味付けをはじめ、見た目、食べやすさ、必要かつ十分なカロリーや栄養素へのこだわり、含有栄養素、アレルギー物質の詳細を公開するなど、実際に「あいーと」を食べる人の目線に立った、製薬会社ならではの配慮が尽くされている。
食欲は人が生きていく上で不可欠の欲望であり、調理された食材の見た目や色合い、香りや味も、食欲に大きく影響する。「あいーと」は、「咀嚼力が低下した高齢者」「摂食機能が低下した人」「栄養バランスや十分な栄養摂取に不安が残る人」向けの摂食回復支援食だ。
「チキンカツ」は、衣のふんわりした食感と、鶏肉の絶妙な香ばしさが特長で、特製ソースをつけて楽しめる。高齢者も近年は肉を好む傾向にあり、揚げ物の人気も高い。介護食ではチキンカツなど揚げ物の商品は少なく、利用者から揚げ物メニューを求める声が多く寄せられていた。
慶事や季節行事で食べられる定番の「赤飯」は、全粥程度の軟らかさを保ちながらも粘りを抑え、深みのある米の味と艶やかな小豆の調和を実現したものだ。「チキンカツ」の価格は510円、「赤飯」は490円(共に税別)。
同社は、通常の食事を摂ることが難しい人にも、「食べる楽しみ、選ぶ楽しみ」の機会が増えるよう、新メニューの開発を進めている。「あいーと」という商品名は「I eat=私は食べる」という能動的で自発的な意味を込めて名付けられたものだ。
「あいーと」は、新商品開発、販路拡大を進めてきており、2015年の10月1日からは、合計41商品を提供する予定だ。病院・施設向けには全国の契約代理店より購入できる。
・この商品に関する問い合わせは、イーエヌ大塚製薬(株)お問い合せ窓口TEL:03-3515-0170まで。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日
-
新野菜ブランド「また明日も食べたくなる野菜」立ち上げ ハウス食品2025年7月11日
-
いなげや 仙台牛・仙台黒毛和牛取扱い25周年記念「食材王国みやぎ美味いものフェア」開催2025年7月11日
-
日本被団協ノーベル平和賞への軌跡 戦後80年を考えるイベント開催 パルシステム東京2025年7月11日
-
東洋ライス 2025年3月期決算 米販売部門が利益率ダウン 純利益は前年比121%2025年7月11日
-
鳥インフル 米バーモント州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月11日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月11日
-
全国トップクラスの新規就農者を輩出 熊本県立農業大学校でオープンキャンパス2025年7月11日