京王百貨店で福島フェア 「福島のブランド知ってほしい」 4月7日(木)~20日(水)2016年4月8日
京王百貨店は4月7日(木)~20日(水)の間、京王百貨店新宿店 地下1階・中地階食品フロア、8階レストランフロア「新宿Keioダイニング」で福島県産の美味しいものを紹介する「春の味覚 大食品祭~春の美味しさ満載 福島編~」を開催している。
農水省が「福島県産の食品をもっと多くの人に知ってもらいたい」と日本百貨店協会に要請を行い、京王百貨店が「福島県産の美味しいものを紹介したい」とそれに応えた。昨年秋から調整をし、フェア開催を実現した。この取り組みには農水省が仲介し、福島県が平成27年度「福島発農産物等戦略的情報発信事業」で協力している。
フェアは福島牛や地鶏、エゴマを餌に混ぜて育てた「うつくしまエゴマ豚」、福島生まれで香りがよいイチゴ「ふくはる香」などを使い、レストランのメニューや惣菜などを販売する。
福島県で弁当を販売する「福豆屋」の店頭販売員は「初日は、雨の影響で客足は少し少ないが、お客様から『福島産のものだから、買いたい』と嬉しい言葉があった」と話し、「産地の食材を使っておいしいものを届けたい。牛肉などブランドものを知って欲しい」と販売の熱意を述べた。
今回のフェアは京王百貨店の担当者がレストラン店などにバランスを考えながらメニュー提案を行った。百貨店の担当者は「レストラン階と食品フロアが一緒にフェアを行うのは初の試み。『こんな食材あったんだ!』というお客様の声が聞けたら」と期待し、「いまだ知られていない美味しいものをお客様に知ってほしい」という百貨店の食のプロとしての誇りを見せた。
福島県内のJAもイチゴやキュウリ、スナップエンドウなどの食材を提供している。
「福島発農産物等戦略的情報発信事業」は旬の野菜類を産地と連携し効果的にPRすることでブランド力の回復を目指す。農水省の担当者は、今回の福島フェアについて「こういった取り組みを通じて福島県産の良さが広がれば」と期待を述べた。
(写真)福島フェアを楽しむ客ら、レストラン階でメニューを選ぶ
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