生協のネット注文2500億円突破 日本生協連2016年6月30日
日本生協連は、会員生協のインターネット注文について取りまとめた。
生協における宅配事業のネット注文は年々伸長しており、2015年度末受注金額は2531億円(前年度比105%)、登録者数381万人(同112%)となっている。
スマホやパソコンを利用する人が増えていることもあり、注文方法は従来のマークシート方式から多様化しており、各生協でネットを利用した宅配事業の供給拡大に向けた取り組みが進められている。
そのなかで、日本生協連が5事業連合(サンネット、コープネット、北陸事業連、中国四国事業連、九州事業連)と2生協(ユーコープ、コープとやま)に提供する宅配事業ネット注文システム共通基盤「eフレンズ」(2000年提供開始)による受注は、15年度登録者数は約223万人(同111%)、受注金額1032億円(同108%)となっている。なかでも各商品ページに意見・感想が投稿できる「おすすめコメント」の利用が広がり、15年度のコメント総数が前年度比119%の4万7605件、コメント投稿者が同128%の1万2189人と大きく伸長しているという。こうしたコメントは組合員から「他の人の感想が商品購入の参考になる」と好評だという。
また、組合員の加入促進にもネットが活用され、97生協が共同で取り組むプロモーションサイト「生協の宅配はじめませんか」には年間約130万人が来訪。このサイトを通じた加入資料請求サイトへの誘導件数も25万件(前年比115%)となっており、生協におけるネット利用が確実に進んでいるようだ。
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