調査開始以来 最低売上-4月外食市場 日本フードサービス協会2020年5月26日
日本フードサービス協会は5月25日、4月の外食産業市場動向調査結果を公表した。外食全体の売り上げは前年比60.4%と調査開始以来、最大の下げ幅となった。

4月7日に緊急事態宣言が7都府県に発令、16日には全国へと拡大されるなか、とくにパブや居酒屋は壊滅的な打撃を受けた。
飲酒業態では営業は夜8時まで、酒類の提供は夜7時までと多くの自治体が要請したことから、休業に踏み切った店舗が多かった。一部ではランチ営業を行ったが全体としてみれば"活動停止状態"で「パブ・ビアホール」は売り上げが前年比4.1%、「居酒屋」が同9.7%となった。
一方、ファストフードの多くは時間短縮営業を続けた。もともとテイクアウト、宅配、ドライブスルーなど持ち帰り需要に対応する基盤が整っていることから、全体の売り上げは84.4%と踏みとどまった。とくに「洋食」は持ち帰り需要が大幅に増え、売り上げは102.8%と前年を上回った。しかし、「麺類」、「その他」は商業施設の休業が影響して、それぞれ45.4%、68.7%となった。また、「和風」と「持ち帰り米飯・回転寿司」は持ち帰り需要が下支えし、それぞれ84.2%、78.4%にとどまった。
ファミレスも商業施設の休業が影響した店舗もあったが、多くは時間を短縮して営業した。また、テイクアウトやデリバリーを強化する取り組みも見られたが、もともと店内飲食が中心の業態のため全体売り上げは40.9%と前年を大幅に下回った。
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