第70回通常総会で2030年ビジョンを採択、日本生協連2020年6月16日
日本生協連は、6月12日に開催した第70回通常総会で「日本の生協の2030年ビジョン」を採択した。同ビジョンは、2年間にわたり組合員を中心に全国1000人以上の参加者が、生協のありたい姿を語り合い論議を重ねる中で策定したもの。
2030年ビジョンのメッセージ
ビジョンでは、SDGs(持続可能な開発目標)の考え方をベースとしながら、生協が目指す姿を描いている。日本生協連は、生協や協同組合のつながりに加え行政・諸団体・事業者・個人など、人と人とのつながりから生まれる力を生かし、「つながる力」で以下の5つを実現していくとしている。
1、生涯にわたる心ゆたかなくらし
私たちは、食を中心に、一人ひとりのくらしへの役立ちを高め、誰もが生涯を通じて利用できる事業をつくりあげます。
2、安心してくらし続けられる地域社会
私たちは、生活インフラのひとつとして、地域になくてはならない存在となり、地域のネットワークの一翼を担います。
3、誰一人取り残さない、持続可能な世界・日本
私たちは、世界の人々とともに、持続可能で、お互いを認め合う共生社会を実現していきます。
4、組合員と生協で働く誰もが活き活きと輝く生協
私たちは、未来へと続く健全な経営と、一人ひとりの組合員と働く誰もが活き活きと輝く生協を実現します。
5、より多くの人々がつながる生協
私たちは、より多くの人々がつながる生協をつくりあげ、連帯と活動の基盤を強化します。
日本生協連は、SDGs実現に貢献するため7つの行動を、「コープSDGs行動宣言」として2018年に採択している。今回策定したビジョンとともに、相互扶助の組織として全員が笑顔で暮らすことができる持続可能な社会の実現を目指していく考えだ。
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】地域包括医療を推進 厚生事業部門部門・長野県厚生連佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏2025年7月15日
-
【特殊報】ナシにフタモンマダラメイガ 県内で初めて確認 島根県2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 島根県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】野菜類、花き類、ダイズにオオタバコガ 滋賀県内全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 栃木県全域で多発のおそれ2025年7月15日
-
米価 7週連続で低下 5kg3602円2025年7月15日
-
農業法人 米販売先 農協系統がメインは23% 日本農業法人協会2025年7月15日
-
2025年産米 前年比56万t増の見込み 意向調査概要2025年7月15日
-
テキサス洪水被害は対岸の火事か 公務員削減が安全・安心を脅かす 農林水産行政にも影響2025年7月15日
-
コメ増産政策に転換で加工用米制度も見直しが急務【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月15日
-
青森米パックご飯ご愛顧感謝キャンペーン 抽選で200人にQUOカード JA全農あおもり2025年7月15日
-
農機担当者向け「コンプライアンス研修会」を初開催 JA全農やまなし2025年7月15日
-
農機フェア2025を開催 2日間で5309人が来場 富山県JAグループ2025年7月15日
-
GREEN×EXPO2027 特別仕様ナンバープレート交付記念セレモニー開く 横浜市2025年7月15日
-
「幻の卵屋さん」アリオ北砂で5年ぶり出店 日本たまごかけごはん研究所2025年7月15日
-
子ども向け農業体験プログラム「KUBOTA AGRI FRONTの夏休み2025」開催 クボタ2025年7月15日
-
香春町と包括連携協定締結 東洋ライス2025年7月15日
-
官民連携 南相馬市みらい農業学校生へ農業経営相談機能等を提供 AgriweB2025年7月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年7月15日
-
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年7月15日