ナチュラルチーズの国内最高峰を表彰「ジャパンチーズアワード2020」 開催2020年12月7日
チーズプロフェッショナル協会は12月1日、国産ナチュラルチーズの最高峰を決める2年に一度のコンテスト「ジャパンチーズアワード2020」の表彰式を都内で開催。全国78のチーズ工房から選りすぐりのチーズ233品が出品され、「加熱圧搾/6カ月以上」カテゴリーで金賞を受賞した「しあわせチーズ工房(北海道)」の「幸(さち)」がグランプリに輝いた。
グランプリを受賞した「しあわせチーズ工房」の「幸」
審査当日はオンライン中継で発表したが、新型コロナウイルス感染防止対策をとり、グランプリと各カテゴリーで受賞したチーズ工房の代表者を迎え、あらためて表彰状とトロフィー授与のセレモニーを行った。
グランプリを受賞した「しあわせチーズ工房」代表の本間幸雄氏は、「2013年に製造をスタートして苦労することもあったが、今は胸を張ってこれが(自分の名前から命名した)『幸』だと言えるようになった。チーズは牛と酪農家とチーズ職人が手を組んでできるもの。この賞は、そのすべてが評価されたということとても嬉しい。これからもチーズでみんなを幸せにしたい」と喜びを語った。
チーズプロフェッショナル協会の本間会長
審査委員長を務めた同協会の本間るみ子会長は、「表皮のしっかりした色合いと、深みのある黄色味をおびた生地は、見ただけで美味しさが伝わってくる。素敵な牧場で育っている牛のお乳から作られていることも容易に想像がつく」と「幸」の受賞理由を説明。また、「子どもの頃からチーズを作りたかったという夢を叶え、食べてくれる人たちが幸せになってほしいという気持ちがなければできない仕事だと思う」と同工房の取り組みを讃えた。
会場に展示された各部門の受賞チーズ
重要な記事
最新の記事
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日