地域食材をOMOの活用でPR・販売サポート Catalu JAPAN×東京ガス2021年2月8日
体験型ECプラットフォームを展開する(株)Catalu JAPANと東京ガスは共同で、地域食材をOMOの活用によりPR・販売サポートする取り組みを開始。第一弾として静岡県庁とのコラボレーションで静岡産食材4品目を対象に3月26日まで実施する。
取り組み概要と集客スキーム
「体験」×「EC」をテーマに、様々なリアルな「コト体験」に「モノ(物販)」を組み込むこと特化した体験型ECを展開するCatalu JAPANと、都内飲食店との店舗ネットワークや調理分野に強みを持つ東京ガスの共同企画。取り組みでは、地域食材を使ったオンラインの調理動画を配信、動画内のQRコードにアクセスすることで、販売サイトに繋がり食材を購入できる。また、実際に食材を利用してメニューを提供している店舗を紹介する。動画は東京ガス業務用テストキッチン「厨BO」のFacebookページや東京ガスが飲食店向けに開催するオンラインイベント「お店のこと相談フェア」の特設サイトなどで配信予定。
さらに、地域食材を使ったメニューを都内の実店舗(実施店舗3店)で開発し提供。店舗に設置されたQRコード等を通じて調理動画視聴と販売サイトでの食材購が可能で、購入時には店舗に手数料が入る。
展示会や物産展の中止によりB to B向けに展開する機会が多かった地域食材の多くが販路を失い、特徴をPRし販売する機会が少なくなる中、生産者の多くはオンラインに活路を見出し、ネットショップを開設。直販を行っているが有効なPRができずサイト自体に集客できない、ネットでは味の違いが分からず同じように見えてしまい価格競争に陥ってしまうなどの課題が顕在化している。一方、飲食店でも新型コロナウイルスの再拡大によって、時短営業や座席の間引き運営など、以前よりもさらに苦境に立たされている。
Catalu JAPANは、生産者を支援するため、同取り組みで地域食材の良さを伝え、PR・販売機会の獲得を支援する。また、東京ガスは新型コロナウイルスの影響で減少した飲食店に対する支援策として実施。OMOの仕組みの導入を促進し、顧客単価の向上や実店舗に頼った収益構造からの脱却支援をめざす。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ピーマンにアザミウマ類 県内全域で多発のおそれ 大分県2025年7月10日
-
【注意報】トマト、ミニトマトに「トマトキバガ」県内全域で多発のおそれ 大分県2025年7月10日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年7月10日
-
【特殊報】メロンにCABYV 県内で初めて確認 茨城県2025年7月10日
-
【第46回農協人文化賞】地道な努力 必ず成果 経済事業部門・愛知県経済連会長 平野和実氏2025年7月10日
-
【第46回農協人文化賞】全ては組合員のため 経済事業部門・宮崎県農協副組合長 平島善範氏2025年7月10日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】コメ増産こそが自給率を向上させる~輸入小麦をコメで代替すれば49%2025年7月10日
-
水稲の斑点米カメムシ類 多発に注意 令和7年度病害虫発生予報第4号 農水省2025年7月10日
-
ジネンジョとナガイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第348回2025年7月10日
-
「田んぼの生きもの調査」神奈川県伊勢原市で開催 JA全農2025年7月10日
-
「米流通に関するファクトブック」公開 米の生産・流通など解説 JA全農2025年7月10日
-
「おかやま和牛肉」一頭買い「和牛焼肉 岡山そだち」ディナーメニューをリニューアル JA全農2025年7月10日
-
本日10日は魚の日「呼子のお刺身いか」など150商品を特別価格で販売 JAタウン2025年7月10日
-
転炉スラグ肥料がイネの発芽・発根・出芽を促進 農研機構2025年7月10日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ムッシュボルドーDF」 日本曹達2025年7月10日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ファンタジスタ顆粒水和剤」 日本曹達2025年7月10日
-
高機能バイオ炭「宙炭」普及で岩手JAグループなどと包括連携 TOWING2025年7月10日
-
協同組合が連携 SDGsシンポジウム「防災・減災・生活再建と地域づくりへの貢献」開催2025年7月10日
-
こくみん共済 coop 「7才の交通安全プロジェクト」note投稿コンテスト結果発表2025年7月10日
-
高槻産農産物で給食 児童と生産者が交流 規格外野菜使用コロッケも登場2025年7月10日