復興のあゆみを一冊に「東日本大震災 復興支援活動10年のまとめ」生活クラブ2021年3月4日
生活クラブ連合会は、東日本大震災の発生から10年目となる今年、これまでの支援活動をまとめた冊子「東日本大震災 復興支援活動10年のまとめ」を制作した。

生活クラブは、地震発生後、即座に「緊急対策本部」を設置し、会員単協や生産者の被害状況の情報収集・被災地への物資支援・ボランティア活動を開始。また、同日に発生した福島第一原発事故で放射能への対策も余儀なくされ、徹底した検査と情報公開を進めた。さらに、他団体との協力により支援の力を発揮しようと、生活クラブとNPO法人ホームレス支援全国ネットワーク、グリーンコープ共同体の3団体で「共生地域創造財団」を設立。被災地に入り共生地域の創造を目的とした伴奏型支援活動を継続してきた。
数々の支援活動の原資は、大勢の生活クラブ組合員から寄せられたカンパ金。カンパ活動は、震災直後からこれまでに計10回実施。総収入7億6808万円、総支出6億3867万円、収支残高1億2941万円となった。
震災発生から10年が過ぎ、インフラ整備などが進む一方、暮らしの復興やコミュニティの復興は道半ばだが、同冊子は、当時の記憶を風化させず、10年間の活動を記録することで今後の復興支援の在り方を考える資料として制作された。同冊子は、生活クラブの組合員に配布するほか、生活クラブ連合会公式Webサイトからeブックで閲覧できる。
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