「さんずい 純米大吟醸」2商品を新発売 柏露酒造2021年3月30日
新潟県長岡市の柏露酒造(株)は4月20日、主力ブランド「さんずい」をリニューアルし、「さんずい 純米大吟醸 無濾過生原酒」と「さんずい 純米大吟醸 無濾過瓶火入れ」を発売する。
酒造好適米「五百万石」を栽培する柏露酒造の契約栽培ほ場
同酒蔵は、越後長岡藩主牧野家から譲り受けた大名蔵。今回、「さんずい」のリニューアルは、創業270周年の節目を迎えた酒蔵が消費者の嗜好や価値観が多様化する現代に新たな一歩を踏み出そうと、新杜氏の野田晋一郎氏の下、技術と心血を注ぎ込んだ。
無濾過生原酒(左)と無濾過瓶火入れ水を表す【さんずい】が、他の漢字につけられてその意味を成すように、蔵元の命といえる「水」と「伝統的な技術」が出会うことで生み出された清酒が「さんずい」。2015年の発売以来、支持されてきた主力ブランドを、新たな酒質とラベルデザインで限定流通商品として発売する。
麹米と酵母に新潟県発祥の「五百万石」と「新潟G9酵母」を使った新商品は、すっきりとした飲み心地とキレ味だけでなく「華やかな香り」と「心地よい甘みと酸味」が特徴。原料が同じ2アイテムを飲み比べることで、生酒タイプと火入れタイプ製造方法の違いも楽しめる。
仕込み水は、長岡市蓬平地区の湧き水を使用。軟水で、発酵おだやかに柔らかいお酒に仕上がる。同地区は、冬になると5メートルに及ぶ積雪があり、豊富な雪解け水が湧き出る。米は、山田錦や雄町など日本全国数ある酒造好適米の中で、今一度地酒の原点に立ち返り、「新潟県産米」にこだわった。新潟県農業試験場が開発した全国に誇る「五百万石」を使用し、すっきりとした中にも旨味を感じられる味わいを求めた。
また、数ある酵母の中で、新潟でしか造れない日本酒をとして新潟県産の「新潟G9酵母」を使用。新潟県醸造試験場で開発された、新潟県内でのみ使用可能な酵母で、ベースは「きょうかい9号酵母」で、香りのバランスが良く、酸も穏やか。
「さんずい」は、通常より少ない量で酒造りを行う「小仕込み」が基本。搾ってすぐに瓶詰めし、貯蔵することで丁寧な品温管理ができ、搾りたてのフレッシュさを最大限にキープすることができる。
「さんずい 純米大吟醸 無濾過生原酒」は、1.8Lが3300円、720mlが1650円。「さんずい 純米大吟醸 無濾過瓶火入れ」は1.8Lが3080円、720mlは1540円。価格は税込。
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