冷凍食品の新規利用者が増加「冷凍食品の利用状況」実態調査2021年4月8日
日本冷凍食品協会は、10都県で緊急事態宣言発令中の2月22日から24日にかけて、冷凍食品を「月1回以上」利用している25歳以上の男女各625人を対象に、「“冷凍食品の利用状況”実態調査」を実施した。
調査によると、冷凍食品は、「ほとんど又はまったく使わない」(女性2020年16.9%→2021年12.3%、男性同18.3%→15.6%)で、新規利用者が増加。男女とも、冷凍食品の利用頻度が1年前より「増えた」が女性29.4%、男性27.0%)と3割近く、「減った」(同8.5%、4.8%)を大幅に上回った。また、冷凍食品の魅力として「おいしい」は女性61.9%、男性57.1%。女性は4年前より約17ポイント、男性も8ポイント増えた。
コロナ禍以前と比較して、「買い物に行く回数」が"減った"は女性の約4割(39.5%)を占め、「買い置きができる食品の購入」(52.6%)、「1回の買い物の購入量」(46.6%)が増加。内食に関しては「冷凍食品」や「インスタント・レトルト食品」などの利用が"増えた"が多く、外食は「飲食店」、「居酒屋」など"減った"が多数派で、特に「とても減った」が女性では5割程度だった。
コロナ禍において、有職者が在宅勤務時の昼食の準備の利用で増加したものは、男女とも「冷凍食品」が3人に1人(女性35.7%、男性33.1%)。夕食でも、「冷凍食品」の利用が"増えた"が男女とも3割程度だった。さらに、有職者のうち、女性で在宅勤務がある人は3割弱(28.5%)、男性は4割弱(38.8%)。在宅勤務がある人のうち、「週4日以上在宅勤務」は、女性は3分の2、男性は半数を占める。また、配偶者と同居している男女の料理の担当は「ほとんど自分」とする女性(2016年83.5%→2021年73.5%)が10ポイント減少。男性は「お互い同じ程度」が同7.9%→14.8%に増加した。
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