「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
パルシステム生活協同組合連合会は、7月5日の「国際協同組合デー」を前に6月22日~28日の期間、利用者を対象に「国際協同組合年」に関するインターネット調査を実施。協同組合へのイメージは「民主的」「声を反映している」などおおむね好意的で、7割近くの利用者が「生協の活動に参加したい」と回答した。
同調査によると、「国際協同組合年」を知っていたのは、聞いたことがある程度の人を含め15.9%。「協同組合」のイメージを問うと、利用者自身が運営に参加する民主的組織との回答が7割を超えた一方、1割以上からわからないと答えた。また、パルシステムが「生活協同組合」であることを認識して加入した人は85.5%だった。
生協の活動に関しては、およそ7割にあたる69.7%がなんらかの形で参加したい意向を示した。なかでも「商品モニターや商品開発への参加」(28.4%)や「賦課金付きの商品の購入」(21.4%)など商品関連の活動に関心が集まった。ほかにも「産地見学や生産者との交流」(18.9%)「募金やカンパへの参加」(18.0%)など、身近にできることで参加したい傾向がうかがえた。
自由回答欄には外出が難しいという声も複数あり、「以前、zoomでの講義が役立ちました。気軽に外出できないのでもっと活用して」という声や「ポイントを募金」というコメントも見られた。


「協同=つながり」があってよかった
パルシステムに加入してよかったことを聞くと、「安全・安心な食材が手に入る」との回答が最も多く、次いで「環境や社会に配慮した消費ができる」。自由回答では「玄関先まで商品を届けてくれるので助かっています」「買い物に行かずに済むので、子どもと遊ぶ時間をたくさんとれる」など、宅配サービスへのコメントが多かった。また、「自然災害にあった地域の生産者の状況などが分かり、募金や購入で微力ながら協力できる」「手頃な値段で有機の食材が手に入る」などの感想もあった。

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