北海道雄武町で酪農に特化したオンラインツアー「RAKUNOO」7月開始2021年6月24日
オホーツク海に面した北海道の雄武町にある牧場「カラービーフ」は、北海道雄武町観光協会と、町の産業の一つである「酪農」に特化したリアルオンラインツアー「RAKUNOO(ラクノー)」を7月から開始する。
同牧場は、自然環境のもとで「放牧」を行い、化学肥料を使わない有機牧草を主菜に牛がストレスをあまり感じることなく、長く元気に生きる「アニマルウェルフェア」の考えで運営している。
「RAKUNOO」ツアーは、牛が楽しそうに過ごすありのままの姿を見ることができ、乳牛の生涯や酪農家の仕事について、オンラインでリアルに学ぶことができる。小中学校向けの食育の授業の一環として学べる内容で、教育委員会や学校関係者の体験も歓迎している。
本格実施にさきがけて6月20日に行われたプレオンラインツアーでは、小学生10人、東京在住の大人8人、沖縄県、大分県、栃木県、京都府、神奈川県、千葉県、北海道から大人10人、シンガポール在住の家族など様々な人々が参加。当日は参加した小学生から「牛はいくらで買えますか?」「放牧牛は逃げないんですか」など、素朴な質問もあり大いに盛り上がった。
また、雄武町の牛乳を使ったチーズや、牛の堆肥を使い化学肥料・殺虫剤不使用の野菜も購入できるツアーも同時に開始。今後は、酪農の仕事に興味のある人や新規就農、北海道移住を考えている人向けのツアー、海外在住の家族や外国人を対象にしたツアーも提供する。
また、RAKUNOOの放牧牛を直接見られる観光プラン「牧場さんぽ」も北海道雄武町観光協会で開催。リアルなオンラインツアーで見た牛を間近で見ることで、生き物から命をもらうことや、アニマルウェルフェアについて考えるきっかけとなることをめざしている。
6月20日に行われたプレオンラインツアーの様子
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