「国産キヌア」の収穫・脱穀体験会 山梨県大月市で実施 デマンド・アンド・ケア2021年8月20日
(一社)デマンド・アンド・ケアは8月29日、日本で珍しい国産キヌアの収穫・脱穀体験会を、山梨県大月市で実施する。
スーパーフードの「キヌア」
「キヌア」は、標高4000メートルを超えるアンデス山脈で採れる南米原産の穀物。人間の体内では生成できない9種類の必須アミノ酸が含まれたスーパーフードと呼ばれ、これまでNASAが宇宙食として採用している。日本でキヌアの生産は確立されておらず、栽培方法や収穫後の脱穀、精白、パウダー化やポップのキヌア化など多くの作業課題があり、大量生産には至っていない。
同法人は、事業部のひとつに国産キヌア生産ファクトリーがあり、今年で4年目。作付け面積を広げた昨年は、長雨や台風などの影響で水浸しになることが多かったが、今年は順調に育った。体験会当日は大学生のボランティアや、一緒に生産している地域の人々と脱穀作業を行う。脱穀作業体験会は、8月29日の8時20分にJR鳥沢駅(山梨県大月市)に集合。なお、同法人は、国産キヌアを使った「日本初のキヌアビール」のクラウドファンディングを3月に行い好評だったという。
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