ひとり親家庭を支援 学生が栽培した米200キロ寄贈 新潟農業・バイオ専門学校2021年9月8日
NSGグループのABio新潟農業・バイオ専門学校(新潟県新潟市)は9月4日、ひとり親家庭を応援するため、授業で育てたコシヒカリ約200キロを学生模擬会社「食娯楽」で新潟市母子福祉連合会に寄贈した。
学生が作ったお米を新潟市母子福祉連合会に寄贈
同校は、SDGs達成に向け、授業や実習以外に企業・団体と連携して取り組んでいる。今回は学生が栽培した米の寄付受納式後、新潟市西区で開かれたひとり親家庭のための支援事業に参加し、約40世帯にお米を配布。学生らは、同支援事業に参加したことで、人と触れ合うことの大切さ、人に喜ばれることの嬉しさを再確認した。
同校では毎年農家と協力して米を作り、地域のイベントや学校内でのイベントで販売するなど学びの機会を作っている。一方、新型コロナウィルスの影響で、毎年出店していたイベントが開催できず、作った米の使い道を模索していた。昨年はフードバンクにいがたを通じ、必要な人へ米の支援を実施。今年は新潟市母子福祉連合会の取り組みを通じて、夏休み明けの苦しい経済状況にあるひとり親家庭を支援するため、200キロの米を寄付することになった。
「食娯楽」代表で同校食料農業経営科2年生の高橋秀誠さんは「今回私たちが作ったお米が、様々な事情により食に困っている方々に食べていただき少しでも困っている方々の力になることができれば」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日
-
参議院選挙に行ってとんかつ割引「選挙割り」実施 平田牧場2025年7月4日
-
作物と微生物の多様な共生が拓く農業の未来 意見論文が米国植物科学誌に掲載 国際農研2025年7月4日
-
国産率100%肥料の商品を販売開始 グリーンコープ共同体2025年7月4日