東日本の600社で「福島県産きゅうり」冷蔵サンプリング実施 JA全農福島2021年9月9日
株式会社KOMPEITO(東京都渋谷区)が展開する「OFFICE DE YASAI (オフィスで野菜)」は、JA全農福島との取り組みで、福島県産きゅうりのオフィスサンプリングとTwitterキャンペーンを8月の1〜3週目に実施した。
農産物の販促は、コロナ禍で販売促進の手段が制限され、百貨店や店頭の試食販売で消費者に実際に食べてもらう機会が作れなくなっている。そこで、「OFFICE DE YASAI」は、全国の地方自治体やJA 、JA全農と連携し、専用冷蔵庫や専用アプリ「YASAI PAY(ヤサイペイ)」で、地方の特産品の販売や、無料サンプリングを行う地方応援企画を月替りで実施している。
JA全農福島との取り組みでは、オフィスに設置した冷蔵庫で福島県産きゅうりと「キュウリビズ」活動PRを実施。「キュウリビズ」は、環境省が地球温暖化防止のための政策として考案した「クールビズ」をヒントに2006年、JA全農福島本部が作った造語。「きゅうりの成分は90%以上が水分であること」「きゅうりに多く含まれるカリウムに体内の塩分の排出を助け、利尿作用もあること」の2つの特徴が、熱中症対策や過度な冷房の使用による地球温暖化対策にもつながるとして、「夏バテ対策にきゅうりを食べよう」というPR活動を行っている。2008年以降はJA全農東北6県が合同でイベントなどを開き、東北産きゅうりの消費拡大をめざし、首都圏の量販店を中心にPR活動を行ってきた。
今回は、東日本を中心とした600社で福島県産きゅうりの冷蔵サンプリングを実施。きゅうりを食べやすいスティック状にカットし、小袋の味噌をセットした。容器のラベルには、「キュウリビズ」というキーワードを配し、キュウリビズイメージキャラクター「きゅうべえ」のイラストで「キュウリビズ」をアピールした。
実際に食べてもらうことで福島産きゅうりの美味しさを伝えるほか、Twitterで、きゅうりドレッシングとかっぱ麺のセットが抽選で30人に当たるプレゼントキャンペーンを実施。約5000人のTwitterユーザーが参加した。
JA全農福島の担当者は「キュウリビズって何?とまずは思っていただく人を増やしたいという思いで実施を決めた。オフィス=ビジネスという発想からキュウリビズとの親和性もあるのではないか。この取り組みを通して、できるだけ多くの方に暑い夏=きゅうりというイメージを持っていただければ」とコメントしている。
JA全農福島 福島園芸センターの職員
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